なぜ近江は脅威の波状攻撃を繰り出せるのか? 前への推進力を支える頭脳派MF川上隼輔の献身「ボールがないところでの準備が大事」【選手権】
カテゴリ:高校・ユース・その他
2024年01月07日
「なるべく2人を前に行かせるように」
「金山が3バックにいる時は彼が上がる分、後ろが2枚になって相手フォワードとマンツーマンという形になってしまうので、そこは僕がバランスを見て、プラスワンでリスクを埋めることを常にしています。
今日のように金山がウイングバックになったら、後ろには廣瀬がいてプラスワンが取れるので、なるべく自分がすぐに攻撃から守備の切り替えの局面でボールにアタックできるように、前に行くことを考えました。どの形でも金山が前に行った時に、西も一緒に行ったほうが連係面で良くなると思うので、なるべく2人を前に行かせるようにしています」
試合後、川上は自身のタスクを淀みなくこう答えた。ここまで頭の中が整理されているからこそ、彼は近江に絶対に欠かせない黒子として、いぶし銀の輝きを放っている。
「近江はパスとかドリブルの上手さに注目されがちですが、セカンド回収や球際を激しくやっているからこそ。僕も常にボールがないところでの準備は大事に考えていて、それが形になっているからこそ、決勝まで来られたと思います」
今日のように金山がウイングバックになったら、後ろには廣瀬がいてプラスワンが取れるので、なるべく自分がすぐに攻撃から守備の切り替えの局面でボールにアタックできるように、前に行くことを考えました。どの形でも金山が前に行った時に、西も一緒に行ったほうが連係面で良くなると思うので、なるべく2人を前に行かせるようにしています」
試合後、川上は自身のタスクを淀みなくこう答えた。ここまで頭の中が整理されているからこそ、彼は近江に絶対に欠かせない黒子として、いぶし銀の輝きを放っている。
「近江はパスとかドリブルの上手さに注目されがちですが、セカンド回収や球際を激しくやっているからこそ。僕も常にボールがないところでの準備は大事に考えていて、それが形になっているからこそ、決勝まで来られたと思います」
決勝の相手は横綱・青森山田。相手にとって不足なし。川上は真っ直ぐにこう口にした。
「僕たちはゴールに向かって矢印を出したほうが、持ち味を発揮できると思うので、そこのところは忘れないでやりたい。そのために僕がセカンドを拾って、今日のように自分たちのリズムで試合ができるように持って行けたらいいと思います」
今年のプレミアリーグ王者に対しても、川上は黒子として攻守のバランスを取り、チームの武器である前への推進力を導き出し続ける。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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