「チームで求められるトレーナーの役割」
影山雅永JFAユース育成ダイレクターは、AT(アスレティックトレーナー)を目指すうえで知っておくべき、日本サッカーの歴史とコンセプトを、映像を用いながら解説しました。
また、超一流のATが持つ人間力の必要性を、自らの経験談を交えて伝えました。舞台裏で活躍するATの仕事ぶりを伝えて締めました。

影山雅永(JFAユース育成ダイレクター)
●5日目(10月28日)
「グループ発表」
5人ずつ4班に分かれて、スライドを用いながら、研究成果を発表しました。参考文献から理論構成する方法以外に、自ら集めたアンケート結果に基づいた考察、実際に用いたテープの長さを測ってテーピング一回あたりの使用コストを算出するなど、ユニークなアイデアもありました。

●参加者の声①
山岸 陸さん
積極的に参加し、周りに良い影響を与えたいという目標を掲げましたが、与えられることのほうが多かった。学んだことをしっかり吸収して、チームや選手、学校の仲間に還元したいです。知識と経験、立ち居振る舞いを今後の人生に生かし、スポーツの発展に寄与していきたいと思います。

●参加者の声②
川平 亜海さん
ATとしての軸を見つけたいと思って参加しました。選手のニーズにどれだけ寄り添えるのかを肌で感じました。教本の知識だけでなく、サッカーの現場で起こっている問題、怪我に対する知識を吸収できました。選手の変化にいち早く気づき、正しい対処ができるATになりたいです。

●参加者の声③
篠原 将さん
毎回、刺激的な講義で、ATとして活動する楽しさや喜び、今の自分に足りないものを痛感しました。日本代表のトレーナーになるという目標はありますが、目の前の選手にひたむきに関わり、知識と技術を還元すること。それが、今、そしてこれからの自分に必要だと感じました。
