J１リーグ1stステージ・２節
ヴィッセル神戸-アルビレックス新潟
３月５日（土）／18:30／ノエビアスタジアム神戸
 
アルビレックス新潟
1stステージ成績：２位　勝点３　１勝０分０敗　２得点・１失点
 
【最新チーム事情】
●開幕戦は湘南を相手に手応え十分の勝利。
●週の前半は寒さと雪の中でのトレーニングに。
●コンディション不良だった酒井が復調、複数ポジションでアピール。
 
【担当記者の視点】
　湘南との開幕戦は、主導権を握られながらも、得意のカウンターから２ゴールを奪い白星スタートを切った。吉田監督が目指すボールをつなぐ意識を随所で見せるなど、新たなチャレンジが勝利で裏付けられたことで、当然チームは活気付いている。
 
　今週のトレーニングは真冬の寒さと風雨、時に雪の中で行なわれることもあった。それでも選手たちの集中が損なわれることはなく、神戸戦に向けて熱のこもったプレーが随所に見られた。
 
　とりわけ目立ったのが、福岡から復帰したMF酒井。怪我とコンディション不良が重なり出遅れていたが、湘南戦はDF登録でメンバー入り。練習でも中盤、FW、さらに右SBで存在感を示し、本人も「いつ、どこで出番がきても良いように準備する」と初出場に燃えている。
 
　スタメンの顔ぶれは湘南戦と変わりそうにないが、酒井をはじめ、湘南戦で途中出場から好パフォーマンスを見せた伊藤や加藤らも調子はすこぶる良い。仮に行き詰まった展開になれば、流れを変える切り札として期待できるのは好材料だろう。

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