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【なでしこ|中国戦プレビュー】五輪出場へ背水の陣。連戦の厳しい環境の中、なでしこらしいチーム一丸の戦いを体現できるか

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年03月04日

中国を意識するよりも、自分たちの力を出すことが先決。

3戦目にして勝負どころとなる大事な中国戦を迎える日本。佐々木監督はどのようなメンバーをピッチに送り出すのだろうか。 (C)JFA

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 FIFAランキング17位の中国とは、佐々木監督が指揮を執る08年以降の対戦成績で10勝1分1敗と圧倒している。前日練習後の取材対応の時点では、中国の分析はまだ行なわれていなかったが、選手たちは「勢いに乗ってきている」(中島)、「テクニックのある選手がいる」(岩渕)との印象を持っている。
 
 今大会で挙げている3点中2点がPKだと伝え聞いた岩清水は、「ペナ(ペナルティエリア)に入ってくる練習をしてきているかもしれない。そこはデリケートに対応したい」と話す。カナダ・ワールドカップで2得点を挙げているFWワン・シャンシャンも要注意だろう。
 
 もっとも、今の日本にとっては、自分たちの力を出すことが先決だ。「地元開催」「負けられない」状況が過度のプレッシャーとなって、硬さやミスを生み、「同じ方向に、同じ気持ちで向かっていく」なでしこジャパンの本来の持ち味を半減させている感は否めない。GK福元は「こういう状況でこそ、頑張れるチームだと信じているし、チーム全員が同じベクトルを向いて死ぬ気で戦いたい。澤さんからも『みんなだったらできる』とメッセージをもらった」と意気込む。
 
 残された五輪出場の可能性を活かすには、まずは中国戦の勝利が絶対条件。「目の前のチャンスにしがみついて」(岩清水)、反撃の狼煙を上げたいところだ。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

【リオ五輪アジア最終予選スケジュール】
2月29日(月):第1戦・オーストラリア戦 ●1-3
3月2日(水):第2戦・韓国戦 △1-1
3月4日(金):第3戦・中国戦(キンチョウスタジアム)
3月7日(月):第4戦・ベトナム戦(キンチョウスタジアム)
3月9日(水):第5戦・北朝鮮戦(キンチョウスタジアム)
※試合はいずれも19時35分キックオフ。
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