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【トリノ戦の本田圭佑】大きな意義がある「直接FKのキッカー」。チームメイトの信頼と己への自信の表われだ

カテゴリ:海外日本人

白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)

2016年02月28日

試合後には自信に満ちたコメントを残した。

対面したB・ペレス(右)を攻守で圧倒。この日の本田はコンディションの良さを目立った。写真:Alberto LINGRIA

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 トリノ戦は90分間を戦い抜き、これで公式戦通算でスタメンは13試合連続、フル出場が6試合連続。試合後にシニシャ・ミハイロビッチ監督が「本田はチームと一緒に成長した」と語るなど、指揮官の信頼をガッチリと掴んだ。
 
『スカイ・スポーツ』がマン・オブ・ザ・マッチの「7」を与え、『メディアセット』や『ミランニュース』も決勝ゴールのルカ・アントネッリに次ぐ「6.5」と高評価を与えたこの日のパフォーマンスに、本人も手応えを感じたのだろう。試合後には自信に満ちたコメントを残している。

【試合レポート】ミラン 1-0 トリノ
 
「今日は難しいゲームだったが、勝点3を獲得することができた。僕は以前と何も変わっていないし、義務を果たすだけ。僕は典型的な10番ではないけど、常にベストを尽くして良いパフォーマンスを見せようと思っている」
 
「いまはチームの雰囲気が良いし、チャンピオンズ・リーグ出場権(セリエA3位以内。ミランは現在6位)を諦めるのはまだ早い。今年に入って敗れたのはボローニャ戦(1月6日)だけで、その後の9試合では多くのポイントを稼いだ(勝点19)。自分たちを偉大なチームだと思ってはいけないが、素晴らしいチームなのはたしかだ」
 
「もちろん、これからも非常に難しいゲームが続く。それに、フィオレンティーナ(3位)は良いサッカーをしているし、ローマ(4位)とインテル(5位)もなかなか負けない。しかし、僕らも最後まで自分たちを信じるべきだ。ミハイロビッチ監督と一緒に前へ進んでいきたい」
 
 今後は3月1日にアレッサンドリア戦(コッパ・イタリア準決勝セカンドレグ)、3月6日にサッスオーロ戦(セリエA28節)と連戦が待っている。本田とミランのパフォーマンスに引き続き注目したい。
 
文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
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