涙を流さなかった理由は?
だが、やはりチームの勝利に貢献できなかったことの悔しさのほうが大きい。
「やっぱり質と強度が僕の課題です。昨年1年間プレーをして、自分で運んで崩しにかかったり、間で積極的に受けてから仕掛けたりするプレーを課題として意識的に取り組んできましたが、今日のような大事な試合で、また課題として出てしまいました」
ちょうど今、インドネシアではU-17ワールドカップが開催されている。主軸となるのは近藤と同年代の選手たちだ。
「中学の時のチームメイト(1FC川越水上公園)である矢田龍之介(清水エスパルスユース)選手が出ているので、本当に刺激になるし、僕もいつかそういう舞台に立ってみたいという思いがある。僕は一度も呼ばれていないからこそ、代表を狙える選手になりたいと思っています。そのためにはもっともっと活躍しないといけないからこそ、今日の出来は本当に悔しいですし、また一からやっていかないといけないと思っています」
「やっぱり質と強度が僕の課題です。昨年1年間プレーをして、自分で運んで崩しにかかったり、間で積極的に受けてから仕掛けたりするプレーを課題として意識的に取り組んできましたが、今日のような大事な試合で、また課題として出てしまいました」
ちょうど今、インドネシアではU-17ワールドカップが開催されている。主軸となるのは近藤と同年代の選手たちだ。
「中学の時のチームメイト(1FC川越水上公園)である矢田龍之介(清水エスパルスユース)選手が出ているので、本当に刺激になるし、僕もいつかそういう舞台に立ってみたいという思いがある。僕は一度も呼ばれていないからこそ、代表を狙える選手になりたいと思っています。そのためにはもっともっと活躍しないといけないからこそ、今日の出来は本当に悔しいですし、また一からやっていかないといけないと思っています」
しっかりとした受け答え。その目に涙はなかった。理由を聞くと、近藤ははっきりとこう答えた。
「涙が出なかったのは、泣いている暇はないと思っているからです。ロッカールームで最後に集まった時に、キャプテンが話した時はちょっと目頭が熱くなったのですが、やっぱり僕が引っ張っていかないといけないし、これからは弱いところは見せられない立場になるので、我慢しました」
覚悟はもうできている。後悔をしないためにも、この思い、経験を胸に刻んで未来に目を向ける。来年は一回りも二回りも大きくなった、その姿を見ることができるだろう。近藤は今、よりピッチ上で輝くための土台を着実に作り始めている。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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