新守護神を中心とした守備が機能。最後は小林が決勝弾を叩き込む。

【警告】なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】チョン・ソンリョン(川崎)

値千金の決勝弾を決めた小林。大久保からスポットライトを奪い、“もうひとりのエース”としてチームを勝利に導いた。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)
【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 6.5
19分、佐々木のヘディングシュートを左手1本で防ぐファインセーブ。的確に広島の攻撃に対応して、韓国代表たる所以を誇示した。
DF
3 奈良竜樹 6
前半ロスタイムの佐藤のシュートを、身を挺してブロック。年上のエウシーニョや谷口にも臆せずコーチングし、ラインコントロールも図った。
5 谷口彰悟 6
コンビを組んだ奈良とのコンビネーションも悪くなく、中央に陣取って両サイドを巧みにカバー。クロスは高さで迎え撃ってゴールを割らせなかった。
18 エウシーニョ 5.5
後半に攻撃のギアを上げたものの、アタッキングサードで前を向けず。スタートポジションが低い影響で、持ち味の攻撃は影を潜めた。
20 車屋紳太郎 5.5
ミキッチとの1対1で押し込まれる場面が多く、対抗策が欲しかったところ。それでも、谷口や奈良のCBコンビのサポートも手伝い、無失点で切り抜けた。
MF
10 大島僚太 6
14分に見せたゴール前への絶妙な浮き球をはじめ、効果的な縦パスで攻撃のスイッチ役に。守備も精力的にこなしたが、終盤に失速した感は否めない。
14 中村憲剛 6.5
ゲームメーカーとしては我慢の時間が続くなか、焦れずにチームバランスをキープ。青山から「狙い通り」ボールをインターセプトして決勝点の起点となり、勝利に貢献した。
19 森谷賢太郎 6
セカンドボールを拾い、サイドからスムーズに攻撃参加。守備意識も高く、相手のウイングバックに決定的な仕事をさせなかった点は評価に値する。
25 狩野健太 5
横浜時代の2010年以来となる開幕スタメン。周囲との連係や仕掛けが少なく、34分に訪れた決定機でもジャストミートできずにチャンスを逃した。
FW
11 小林 悠 6.5
スリッピーなピッチでボールコントロールが乱れる場面はあったものの、少ないチャンスを確実に仕留めて大久保から主役の座を奪取。
13 大久保嘉人 6
J1通算得点の更新が期待されるなか、ストライカーとしての本能を抑え、チームの勝利を優先。前線から積極的にチェイシングをこなし、広島に流れを渡さなかった。
交代出場
MF
22 中野嘉大 6.5
中村の縦パスを受けて一気にギアチェンジ。サイドを抉って小林のゴールを演出した。今後は「輝く場面」をもっと増やしていきたい。
FW
9 森本貴幸 5.5
2トップの一角でプレーするも、シュートは0本。76分のシュートチャンスでバックパスを選択するなど、積極性に欠けるプレーが目に付いた。
MF
6 田坂祐介 -
残り時間を使う交代のため、プレーに関与することはなかったが、無失点で試合を終わらせた意味では「任務完了」と言えるだろう。
監督
風間八宏 6
攻撃のスピードとコンビネーションを高めつつ、堅い守備も兼備した新しいスタイルを披露。「キャンプでやってきたことを出せた」と開幕戦を総評し、手応えを感じさせた。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 チョン・ソンリョン 6.5
19分、佐々木のヘディングシュートを左手1本で防ぐファインセーブ。的確に広島の攻撃に対応して、韓国代表たる所以を誇示した。
DF
3 奈良竜樹 6
前半ロスタイムの佐藤のシュートを、身を挺してブロック。年上のエウシーニョや谷口にも臆せずコーチングし、ラインコントロールも図った。
5 谷口彰悟 6
コンビを組んだ奈良とのコンビネーションも悪くなく、中央に陣取って両サイドを巧みにカバー。クロスは高さで迎え撃ってゴールを割らせなかった。
18 エウシーニョ 5.5
後半に攻撃のギアを上げたものの、アタッキングサードで前を向けず。スタートポジションが低い影響で、持ち味の攻撃は影を潜めた。
20 車屋紳太郎 5.5
ミキッチとの1対1で押し込まれる場面が多く、対抗策が欲しかったところ。それでも、谷口や奈良のCBコンビのサポートも手伝い、無失点で切り抜けた。
MF
10 大島僚太 6
14分に見せたゴール前への絶妙な浮き球をはじめ、効果的な縦パスで攻撃のスイッチ役に。守備も精力的にこなしたが、終盤に失速した感は否めない。
14 中村憲剛 6.5
ゲームメーカーとしては我慢の時間が続くなか、焦れずにチームバランスをキープ。青山から「狙い通り」ボールをインターセプトして決勝点の起点となり、勝利に貢献した。
19 森谷賢太郎 6
セカンドボールを拾い、サイドからスムーズに攻撃参加。守備意識も高く、相手のウイングバックに決定的な仕事をさせなかった点は評価に値する。
25 狩野健太 5
横浜時代の2010年以来となる開幕スタメン。周囲との連係や仕掛けが少なく、34分に訪れた決定機でもジャストミートできずにチャンスを逃した。
FW
11 小林 悠 6.5
スリッピーなピッチでボールコントロールが乱れる場面はあったものの、少ないチャンスを確実に仕留めて大久保から主役の座を奪取。
13 大久保嘉人 6
J1通算得点の更新が期待されるなか、ストライカーとしての本能を抑え、チームの勝利を優先。前線から積極的にチェイシングをこなし、広島に流れを渡さなかった。
交代出場
MF
22 中野嘉大 6.5
中村の縦パスを受けて一気にギアチェンジ。サイドを抉って小林のゴールを演出した。今後は「輝く場面」をもっと増やしていきたい。
FW
9 森本貴幸 5.5
2トップの一角でプレーするも、シュートは0本。76分のシュートチャンスでバックパスを選択するなど、積極性に欠けるプレーが目に付いた。
MF
6 田坂祐介 -
残り時間を使う交代のため、プレーに関与することはなかったが、無失点で試合を終わらせた意味では「任務完了」と言えるだろう。
監督
風間八宏 6
攻撃のスピードとコンビネーションを高めつつ、堅い守備も兼備した新しいスタイルを披露。「キャンプでやってきたことを出せた」と開幕戦を総評し、手応えを感じさせた。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。