• トップ
  • ニュース一覧
  • 日本代表選出へ充実の一途! 全試合フル出場、欧州カップ戦でも躍動する渡辺剛はベルギーリーグ屈指のCBへと進化を遂げた【現地発】

日本代表選出へ充実の一途! 全試合フル出場、欧州カップ戦でも躍動する渡辺剛はベルギーリーグ屈指のCBへと進化を遂げた【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2023年10月31日

2019年12月以来の代表選出なるか。「選ばれたい気持ちは強い」

 カンファレンスリーグの予選ではポーランド、キプロスに遠征し、グループステージではウクライナ、イスラエル、アイスランドのチームと同組になった。

「そのときのキプロスは治安が良くなく危険で、外にも出られませんでした。今回、イスラエルでの試合はとりあえず延期になった。次(11月9日)はアイスランドにも行かないといけない。めちゃくちゃ寒いらしいですね。ポーランドにも行ったし(ポゴン・シュチェニン戦に加え、ウクライナのルハンシクとの代替開催を含む)、いろんなところに行きました。タフですね。カンファレンスリーグをアウェーでやって、中2日でベルギーリーグをやりながらフル出場し、それでも怪我なくやれているのは自分の強さのひとつだと思います」

 ベルギーのサッカートークショー『エキストラ・タイム』で、往年の名プレーヤー、フランキー・ファン・デル・エルスト氏が「渡辺のヘント移籍は、この夏最高の移籍だった」と語ったほど、26歳のCBは充実の時を過ごしている。ワールドカップ予選はその国のサッカー界を挙げての総力戦。日本代表のラージグループに渡辺の名があるのは間違いない。
 
「(代表に)選ばれたいという気持ちは強い。選ぶのは代表スタッフ。自分ができることはまずチームで結果を出すこと。ヘントは上位にいる(リーグ戦3位)し、カンファレンスリーグもグループステージを突破できそう。そうなると強い相手と対戦できます。自分で結果を掴んで、それがアピールになれば、おのずと(代表選出という)結果がついてくると思います」

 コルトレイクで“最後の局面で相手を止める”ことを武器とし、ヘントへの移籍を掴み取った渡辺は危機察知能力を研ぎ澄ませてベルギーリーグ屈指のCBになった。カンファレンスリーグのトーナメント戦、ベルギーリーグのプレーオフ1に進出すれば、さらにレベルの高い舞台で戦うことになり、彼の成長にブーストがかかる。このシナリオの過程で、2019年12月の対香港戦以来となる朗報が訪れてもおかしくはない。

取材・文●中田 徹

【記事】「欧州組を呼ぶ意味がよく分かった」NEC小川航基が森保ジャパンから得た“リアルな刺激”「自分も食い込んでいきたい」【現地発】

【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け!

【記事】「えげつないボディよ!」韓国9頭身チアが“ドッカン水着”姿でファン悩殺!「スタイルに磨きがかかる」
【関連記事】
「途轍もない差があります」AZ菅原由勢、プレミア勢相手の完敗劇で痛感した“個人戦術の差”。「環境を変えないといけない」【現地発】
「日本人ばっかり出して」「弱いじゃないか!」ファンが不満を抱いたSTVVが100周年で挑む“ユース育成改革”の全容~立石敬之CEOに訊く【現地発】
「記者のポリシーがありますよね?」上田綺世がフェイエノールト入団会見でまさかの逆質問! 滲み出た“動き出しの極意”への矜持【現地発】
「欧州組を呼ぶ意味がよく分かった」NEC小川航基が森保ジャパンから得た“リアルな刺激”「自分も食い込んでいきたい」【現地発】
あなたはオランダ1部で活躍する元U-15日本代表GK“ミオ・バックハウス”を知っているか?フロンターレ育ちの19歳が描く進化の青写真【現地発】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ