昨季はトップ3にも互角の勝負。支配されても慌てず隙を作らない対応が必要だ。
【今季の目標達成へのポイント】
前項で述べたように、昨季は失点数が激増し、勝ち切れない試合も増えたことで一昨季の5位から11位へと順位を大きく下げた。敗戦数は「12」と変わらなかったことを考えると、低迷の要因は引き分け数が増加したことが挙げられる。シーズン終盤には3バックが機能し、降格は回避できたものの、それまでの戦いぶりがあまりにも不安定なものだった。
今季、上位を目指すうえでのポイントは、やはり「失点数の減少」と「勝ち切る試合の増加」が挙げられる。
戦い方としてはできるだけ高い位置からプレスをかけて相手を追い込み、ディフェンス面からリズムを掴みたい。相手にボールを持たれたとしても、慌てず組織に隙を作らない対応が必要だろう。
試合巧者の広島や個の能力が高いG大阪や浦和などは一筋縄ではいかないだろうが、昨季はこの上位3チーム相手にも粘り強く戦うことができている(広島に2分け、G大阪に1勝1分け、浦和に1分け1敗)。より強固な守備をベースに、自分たちのペースで試合を運べば、上位進出と言わず「タイトル」さえもグッと近づくはずだ。
取材・文:サカクラゲン(サッカージャーナリスト)
前項で述べたように、昨季は失点数が激増し、勝ち切れない試合も増えたことで一昨季の5位から11位へと順位を大きく下げた。敗戦数は「12」と変わらなかったことを考えると、低迷の要因は引き分け数が増加したことが挙げられる。シーズン終盤には3バックが機能し、降格は回避できたものの、それまでの戦いぶりがあまりにも不安定なものだった。
今季、上位を目指すうえでのポイントは、やはり「失点数の減少」と「勝ち切る試合の増加」が挙げられる。
戦い方としてはできるだけ高い位置からプレスをかけて相手を追い込み、ディフェンス面からリズムを掴みたい。相手にボールを持たれたとしても、慌てず組織に隙を作らない対応が必要だろう。
試合巧者の広島や個の能力が高いG大阪や浦和などは一筋縄ではいかないだろうが、昨季はこの上位3チーム相手にも粘り強く戦うことができている(広島に2分け、G大阪に1勝1分け、浦和に1分け1敗)。より強固な守備をベースに、自分たちのペースで試合を運べば、上位進出と言わず「タイトル」さえもグッと近づくはずだ。
取材・文:サカクラゲン(サッカージャーナリスト)