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【鹿島】エース金崎に「ゴール」という挑戦状を叩きつけた19歳。2年目の鈴木優磨は開幕スタメンを勝ち取れるか

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2016年02月22日

基本技術やペース配分でスタメン組との差を痛感。

小笠原の正確なクロスにダイビングヘッドで合わせる。DFとの駆け引きを制したファインゴールだった。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 改めて記すまでもないが、鈴木と金崎が険悪な仲というわけではない。
 
 事実、鈴木が囲み取材を受けていると、通りかかった金崎が足を止め、しばらく鈴木の受け答えを笑顔で見守りながら、「堅いなぁ」と茶化して去っていったぐらいだ。
 
 強気な発言でFWとしてのプライドを垣間見せた鈴木だが、自分が置かれている立場を真摯に受け止め、なにをしなければいけないかを理解しているのも、また事実である。
 
「自分とスタメン組を比べて、なにが足りないのかを考えたら、ボールを止めるとか、蹴るとか、単純なところで、自分はまだまだ足りていない。今はまだ途中出場の立場で、15分とか30分ならなにも考えず飛ばし続ければいいけど、スタメンから出るとなれば、ペース配分も考えなければならない。そういう部分でも差を感じている」
 
 やるべきこと、学ばなければいけないことはたくさんある。目の前にある克服すべき課題に、鈴木はギラギラした眼差しを向けているかのように言う。
 
「とにかく今は、ちょっとずつでも出場機会をもらえるように、結果を残してやっていくしかない……頑張ります」
 
 鹿島の開幕戦は2月28日(日)のアウェーG大阪戦。鈴木はいかなるシチュエーションでピッチに足を踏み入れるのか、楽しみに待ちたい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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