MF
16　松木玖生　７（77分OUT） MOM
攻撃面ではパスの出し手になりつつ、効果的なフリーランで相手の脅威に。２つのPK奪取など４ゴールに絡む活躍は見事で、チーム２点目につながるスルーパスは秀逸だった。守備でもチェイシングをサボらず、即時奪回で素早く攻撃につなげた。

MF
18　斉藤光毅　6.5
単騎で仕掛ける場面が少なかったが、細谷のチーム３点目と三戸の同６点目をアシスト。小気味良いドリブルでチャンスに関与するだけではなく、自ら中に入ってフィニッシュに持ち込む場面も。

MF
20　山田楓喜　６（77分OUT）
精度の高い左足のキックでCKから鈴木海の先制点をお膳立てした一方で、決定力に課題を残す。逆足のウインガーとして右サイドからカットインを試みるまでは良かったが、シュートが枠に飛ばなかった。

FW
11　細谷真大　6.5（77分OUT）
身体の強さを活かしたボールキープで攻撃にタメを作りながら、背後への抜け出しでパスを引き出す。FWとしての仕事もこなし、前半終了間際に強烈なダイレクトボレーを決め、後半にはPKを冷静に沈めた。
 

交代出場
MF
７　山本理仁　―（77分IN）
終盤に投入されると、時間帯に応じたプレーを選択してゲームをコントロール。消耗していたチームに落ち着きをもたらし、試合をクローズした。

MF
10　鈴木唯人 ―（77分IN）
左のインサイドハーフで出場。顔を出すタイミングは良かったが、ボールフィーリングが今ひとつで、思うようにトラップできない場面も。

MF
19　小田裕太郎　―（77分IN）
スピードとパワーを武器に右サイドを突破し、ゴール前にクロスを供給。しかし、決定機には結び付けられなかった。

FW
９　藤尾翔太　―（77分IN）
最前線からボールを追い回し、苦しい時間帯にチームを助ける動きを繰り返した。身体を張ったプレーも目立ち、泥臭く最後まで戦った。

DF
17　中野伸哉　―（86分IN）
大岩ジャパン初招集の左SBは短い時間ながら特長を発揮。左サイドを深く抉ると、ライナー性の鋭いクロスを入れてチャンスを演出した。

監督
大岩剛　6.5
相手の出方が分からないなか、酷暑対策も含めた最良の準備で勝利に導く。コンディションが良い選手を先発に送り込み、後半は選手交代も上手く使ったうえで疲労を最小限に止める戦いを見せた。

取材・文●松尾祐希（フリーライター）

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