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【リオ五輪予選|キーマン対談】キャプテン・遠藤航と司令塔・大島僚太が語った決意。「あの悔しさは繰り返さない」

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2016年01月21日

「航とはピッチ上で話し合うことが多くなった。チームの変化も感じる」(大島)

正確なパスをはじめ、攻撃の多彩なアイデアが持ち味の大島。グループリーグ第3戦のサウジアラビア戦では、豪快なミドルを沈めた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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――ふたりはボランチとしてこのチームの舵を握っています。プレー面において気をつけていることはありますか?
 
大島 僕は基本的なことしかないですね。一緒に前に出て行かないとか。ただ、最近は航とピッチ上で言葉を交わして、確認し合う機会が増えました。チーム全体でも、そういったピッチ上でのコミュニケーションの面で変化は感じています。
 
遠藤 それは手倉森監督のやり方が、チームに浸透してきた証拠だと思います。監督がテーマに掲げているのは〝柔軟性と割り切り〞。これまでは攻守の切り替えだったり、全員攻撃、全員守備という部分を重視していたのですが、チームのベースができてきたからこそ、最近では90分間のなかでどう戦うかを考えるようになりました。無理してでも攻撃に行かなくちゃいけない時もあるし、守りを固めなければならない時もある。試合に勝つためには、そういったタイミングや戦い方を、自分たちで見計らって実践しないといけない。流れが悪ければ、良くするためにどうするのか、僚太とよく話すようになりましたね。
 
――つまり、手倉森監督が目指すサッカーに、チームが応えられるようになってきたということですね。では、具体的に監督から求められている部分は?
 
遠藤 僕の場合は、やっぱり90分間を通してチームをコントロールする力ですね。ゲームの流れを読むことに関しては、すごく意識しています。
 
大島 僕は守備が課題なので、監督からも何度も言われています。あとは攻撃の時に背後を狙えと。
 
――U-19日本代表時代から、代表ではずっと一緒にプレーしていますから、お互いの特長も分かり合えているのでは?
 
遠藤 もう特長は分かっています。僕が運動量で中盤を広くカバーしながら、僚太がゲームを作る。最終予選では、さらにお互いの良さを引き出せればと考えています。
 
大島 僕も航のことはだいたい分かっているつもりですよ。Jリーグで対戦する際も意識していますし。
 
遠藤 僚太がボールを持ったら、「うわ、なにかしてきそうだな」と思っているよ。奪ってやろうって気持ちもあるけど、クラブでは最終ラインに入っているから、そうそう前にも行けなくて。だから、うちのボランチにチャレンジしてもらっている。
 
大島 僕は航のいるほうを避けることが多いかな(笑)。セットプレーになった時も、決めないでくれって願っているしね。
 
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