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「課題だらけ。原因は全部自分」今季は独2部でプレー、遠藤渓太が海外挑戦3年を振り返る。注目の去就は?「このまま終わったら負け」

カテゴリ:海外日本人

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年06月26日

「試合に出続けることと同じぐらい語学が大事」

2022-23シーズンはウニオン・ベルリンからブラウンシュバイクへ期限付き移籍。キャリアで初めて2部でプレーした。(C)Getty Images

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――気になるのが去就です。率直に今、どんな思いを巡らせていますか。

「このまま終わったら負けだと思うんです 。だから、チャンスがもしあるのであれば、そこに食らいついていきたい気持ちもありますし。『勝つまでやめるな』って結構自分の中で大事だなと思っています。 海外でやること全てが、勝ちとか負けとかではないと思うんですけど。どうなるか分かんないですね」

――「勝つ」という表現が気になります。具体的にどうすれば勝ちなのでしょうか。

「今まで全然、勝つどころか、海外での自分が何か結果を残したと思えてないです。本当に結果を残して、今以上のところにステップアップして、自分が納得いくプレーをして、良いシーズンをなるべく多く過ごせればいいのかなと。その先に代表とかもあると思うので」
 
――ずばり、直近の目標を教えてください。

「やっぱりシーズンを通して試合に出続けることが自分の課題だと思います。今シーズンも途中まで何試合か連続で出れていたんですよ。そこから急に出られなくなって。そういうのが自分の足りない部分かなと。

 シーズンを通して試合に出続けることと、やっぱりそれと同じぐらい語学も大事だと思っています。チームメイトとコミュニケーションを取るとか。ブラウンシュバイクは新しい監督になったので、もしそこでやるのであれば、もっと語学を勉強しないといけないです」

――◆――◆――

 地元である「二俣川から世界へ」を合言葉に旅立った横浜F・マリノスの生え抜きスターは、真剣な表情で、時折笑みも交え、自身の「今」を言葉にしてくれた。

 新シーズンの舞台はまだ本人さえも分からないが、「どんな壁に当たっても泥水すすってでも何かを掴む」と誓ったあの時から、全く変わらぬファイティングスピリッツで勝負し続けることは確かだ。

※第1回終了(全8回)。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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