堅さに加えてカウンターの糸口を作り出す守備の市船
一方の市立船橋も、タレントという面では今年はかなりの有力な選手が揃っている。
何と言っても今年の『市船の顔』となっている絶対的エースストライカーの郡司璃来は、ゴール前での一瞬の閃きと動き出しの質とバリエーション、フィジカルの強さと足もとの技術を駆使して、ワンタッチ、ツータッチでゴールに迫る。シュートとパスの最後の判断の質も高く、並居るトップクラスのセンターバックでも止めることは難しい。
その観点から行くと、184センチの流経大柏のセンターバックの塩川とのマッチアップは注目で、この試合を占う大きなポイントとなるだろう。
秦悠月と太田隼剛のダブルボランチも技術レベルが高く、太田のプレースキックの精度は非常に高い。さらに、今年の市船の看板とも言えるのが、内川遼と佐藤凛音の両サイドバックだ。ともに180センチ近いサイズを持ち、空中戦の強さ、球際の強さと守備面での能力がずば抜けている。それに加え、内川は積極的な攻撃参加が得意で、佐藤はクロスの質、中央に入れる楔のパスの質が高い。
何と言っても今年の『市船の顔』となっている絶対的エースストライカーの郡司璃来は、ゴール前での一瞬の閃きと動き出しの質とバリエーション、フィジカルの強さと足もとの技術を駆使して、ワンタッチ、ツータッチでゴールに迫る。シュートとパスの最後の判断の質も高く、並居るトップクラスのセンターバックでも止めることは難しい。
その観点から行くと、184センチの流経大柏のセンターバックの塩川とのマッチアップは注目で、この試合を占う大きなポイントとなるだろう。
秦悠月と太田隼剛のダブルボランチも技術レベルが高く、太田のプレースキックの精度は非常に高い。さらに、今年の市船の看板とも言えるのが、内川遼と佐藤凛音の両サイドバックだ。ともに180センチ近いサイズを持ち、空中戦の強さ、球際の強さと守備面での能力がずば抜けている。それに加え、内川は積極的な攻撃参加が得意で、佐藤はクロスの質、中央に入れる楔のパスの質が高い。
186センチの五耒凌空と181センチの宮川瑛光のセンターバックコンビとの連係も良く、プレミアリーグEASTで対戦した尚志のプロ注目のドリブラーである安斎悠人が「佐藤選手はこっちの動きをしっかりと見て、判断してから寄せてきたり、間合いを開けてきたりする。高校年代で一番やりづらいサイドバックだった。彼だけじゃなく、相手のセンターバックもしっかりとスペースを埋めてくるし、寄せる時は一気に来るのでやりづらかった」と口にしたように、守備の連動はトップクラスだ。
ただ堅いだけではなく、カウンターの糸口を作り出しながら連動していく守備を、流経大柏の攻撃陣がどう崩していくのか。この“矛盾対決”にも注目だ。
これだけを見ても、いかにこの決戦が全国トップレベルで、ここでどちらかが負けて全国に出られなくなることが、もったいないかと思うだろう。全国の高校サッカーファンや関係者が注目する一戦は、18日、柏の葉総合運動公園陸上競技場で火蓋が切って落とされる。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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ただ堅いだけではなく、カウンターの糸口を作り出しながら連動していく守備を、流経大柏の攻撃陣がどう崩していくのか。この“矛盾対決”にも注目だ。
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