最終節はかならず何かが起こる
シュツットガルトがマインツに勝利した翌日の結果により、ボーフムは2部3位との入れ替え戦に出場する16位に順位を下げた。27日15時30分(日本時間22時30分)にキックオフとなる最終節の相手は、6位レバークーゼン。ヨーロッパリーグ出場を確定させるために勝利が必要なチームが相手なだけに、非常に厳しい試合になるのは間違いない。
勝点32のボーフムが自動残留するにはレバークーゼン撃破が必須条件だろう。勝利できた場合、シュツットガルト(勝点32)かアウグスブルク(同34)の負け、あるいはシュツットガルトの引き分けで逆転残留。引き分けだと、17位シャルケ(同31)に抜かれ、自動降格圏に落ちる可能性がある。ボーフムとしては負け、引き分けは絶対に避けたい結果だ。
勝点32のボーフムが自動残留するにはレバークーゼン撃破が必須条件だろう。勝利できた場合、シュツットガルト(勝点32)かアウグスブルク(同34)の負け、あるいはシュツットガルトの引き分けで逆転残留。引き分けだと、17位シャルケ(同31)に抜かれ、自動降格圏に落ちる可能性がある。ボーフムとしては負け、引き分けは絶対に避けたい結果だ。
待ち受けるのはクラブの命運をかけた戦いだ。ボーフムに所属する日本代表FW、浅野拓磨の気持ちも最終戦に鋭く向けられている。ヘルタ戦後の談話を紹介しよう。
「自分がチャンスで決めていれば……。とにかく残り1試合に向け、切り替えて準備するしかないなと。これまでも目の前の試合に100パーセントで臨んできましたし、今まで通りやるだけかと思います。チームやサポーターの雰囲気は(普段と)すごく変わると思いますけど、僕は逆に流されずに。どの試合も大事で危機感はあります。ただ、やるべきことは変わらない」
シーズンを問わず、ブンデスリーガの最終節はかならず何かが起こる。ボーフムは幸運を引き寄せることができるだろうか。ルジアが力強く言葉にしている。
「ホームでもう1試合ある。ファンタスティックなファンの前で全力のプレーをするよ」
来季もまたブンデスリーガでプレーできることを信じて。
取材・文●中野吉之伴
「自分がチャンスで決めていれば……。とにかく残り1試合に向け、切り替えて準備するしかないなと。これまでも目の前の試合に100パーセントで臨んできましたし、今まで通りやるだけかと思います。チームやサポーターの雰囲気は(普段と)すごく変わると思いますけど、僕は逆に流されずに。どの試合も大事で危機感はあります。ただ、やるべきことは変わらない」
シーズンを問わず、ブンデスリーガの最終節はかならず何かが起こる。ボーフムは幸運を引き寄せることができるだろうか。ルジアが力強く言葉にしている。
「ホームでもう1試合ある。ファンタスティックなファンの前で全力のプレーをするよ」
来季もまたブンデスリーガでプレーできることを信じて。
取材・文●中野吉之伴