●エジソン（MF／フルミネンセ→J１クラブ？）
1991年７月１日生まれ（24歳）／183センチ・81キロ
今季成績／26試合・２得点

潰し屋にとどまらない幅を持ち合わせたボランチ
　183センチでフィジカルコンタクトに強い守備型のボランチで、昨年フルミネンセに移籍するとハードマークとガッツ溢れるプレーで定位置を獲得。サポーター人気も高かった選手だが、今年９月に神戸のネルシーニョ監督の実子であるエドゥアルド・バチスタがフルミネンセの指揮官に就任すると、ポジションを失った。

　基本的には守備重視のプリメイロ・ボランチ（第１ボランチ）でプレーするが、単なる潰し屋にとどまらない幅の広さも持ち合わせる。J１クラブから正式なオファーを受けている、と報じられたが、最近ではオファー内容に満足していないとの続報も。スペインやポルトガル、さらにはブラジルの名門も触手を伸ばしており、情勢は不透明だ。


●ヴァンデル（MF／ヴィトーリア→J１クラブ？）
1990年４月17日生まれ（25歳）／173センチ・67キロ
今季成績／28試合・４得点

１部昇格に貢献したアタッカーは、カットインが武器
　全国選手権２部でヴィトーリアの１部昇格に貢献した攻撃的MFで、左サイドからのカットインを得意とする。2011年には名門フラメンゴにレンタル移籍したものの10試合でわずか２得点。名門ならではの重圧もあり、定着しきれなかったがヴィトーリアでは安定した成績を残し続けて来た。

　サイドから積極的にゴール前に飛び込むが、瞬発力も兼ね備えており、最前線での起用も可能なスタイルだ。2017年までヴィトーリアとの契約を残しているが、すでにブラジルメディアに対して「クラブにとって良い条件ならば、レンタルの日本行きを受け入れる」とヴァンデル自身も公言。カテゴリーとクラブ名は明かしていないが、クラブ間での交渉が持たれているのは間違いない。