88分から出場した岡崎は守備に奔走!
後半開始直後の48分、早くもレスターはリードを広げることに成功する。
左サイドのオルブライトンからのボールをマハレズがペナルティーエリア内で受け、マークについていたアスピリクエタを3度の切り返しで翻弄してから見舞った左足でのシュートは、ファーサイドネットに突き刺さった。
2点差を付けられたチェルシーは、直後にテリーに代えてセスクを投入し、布陣も3-4-3に変更。中盤にゲームメーカーの枚数を増やしてパスのテンポアップを図る。
61分、そのセスクが浮き球のスルーパスをゴール前に送り、反応したD・コスタがシュートを放つが、レスターのGKシュマイケルが好セーブ。直後のCKでもイバノビッチが決定機を迎えたが、フクスの身体を張った守りの前に、これもモノにできなかった。
しかし、時間の経過とともにレスターに疲労の色が見え始め、プレスが掛からなくなると、落ち着いてボールを回せるようになったチェルシーは76分、左サイドを抜け出したウィリアンからのクロスボールをレミが頭で押し込み、1点を返した。
残り10分、猛烈に追い上げるチェルシーと守備に重きを置きながらカウンターからトドメの1点を窺うレスターという構図になり、互いに切り替えの速いオープンな展開となる。
そうしたなかで、88分に岡崎がヴァーディーに代わって投入される。残り時間こそ少なかったものの、チーム状況を把握した日本代表FWは、ウジョア、ヴァーディーがともに息切れして物足りなくなっていた前線からのチェイシングと身体を張ったポストプレーで役割を全うした。
守備に奔走する岡崎の頑張りは報われ、レスターはチェルシーに同点弾を許さず、逃げきりに成功。2-1で見事な勝利を手にした。
昨シーズンの王者を下し、リーグ戦9戦負けなしで今シーズン初めて首位の座をキープしたレスター。試合前には「我々の目標は、あくまで残留。勝点40(残留ラインの勝点と言われる)を積み上げたら目標を変えるよ」とラニエリ監督は謙遜したが、今節のレスターは、残留はおろか、欧州での戦いすら見えてくる試合巧者だった。
現時点での勝点は35で、目標まであと5ポイント。これを年内で達成するためにも、17節のエバートン戦に勝利し、以降に控えるリバプール、マンチェスター・Cとのビッグマッチ2連戦に弾みをつけたいところだ。
左サイドのオルブライトンからのボールをマハレズがペナルティーエリア内で受け、マークについていたアスピリクエタを3度の切り返しで翻弄してから見舞った左足でのシュートは、ファーサイドネットに突き刺さった。
2点差を付けられたチェルシーは、直後にテリーに代えてセスクを投入し、布陣も3-4-3に変更。中盤にゲームメーカーの枚数を増やしてパスのテンポアップを図る。
61分、そのセスクが浮き球のスルーパスをゴール前に送り、反応したD・コスタがシュートを放つが、レスターのGKシュマイケルが好セーブ。直後のCKでもイバノビッチが決定機を迎えたが、フクスの身体を張った守りの前に、これもモノにできなかった。
しかし、時間の経過とともにレスターに疲労の色が見え始め、プレスが掛からなくなると、落ち着いてボールを回せるようになったチェルシーは76分、左サイドを抜け出したウィリアンからのクロスボールをレミが頭で押し込み、1点を返した。
残り10分、猛烈に追い上げるチェルシーと守備に重きを置きながらカウンターからトドメの1点を窺うレスターという構図になり、互いに切り替えの速いオープンな展開となる。
そうしたなかで、88分に岡崎がヴァーディーに代わって投入される。残り時間こそ少なかったものの、チーム状況を把握した日本代表FWは、ウジョア、ヴァーディーがともに息切れして物足りなくなっていた前線からのチェイシングと身体を張ったポストプレーで役割を全うした。
守備に奔走する岡崎の頑張りは報われ、レスターはチェルシーに同点弾を許さず、逃げきりに成功。2-1で見事な勝利を手にした。
昨シーズンの王者を下し、リーグ戦9戦負けなしで今シーズン初めて首位の座をキープしたレスター。試合前には「我々の目標は、あくまで残留。勝点40(残留ラインの勝点と言われる)を積み上げたら目標を変えるよ」とラニエリ監督は謙遜したが、今節のレスターは、残留はおろか、欧州での戦いすら見えてくる試合巧者だった。
現時点での勝点は35で、目標まであと5ポイント。これを年内で達成するためにも、17節のエバートン戦に勝利し、以降に控えるリバプール、マンチェスター・Cとのビッグマッチ2連戦に弾みをつけたいところだ。

前節ボーンマス戦に続き、今節はレスターに完敗と、よもやの2連敗を喫したチェルシー。試合中に3バックを用いるなどモウリーニョ監督は工夫を凝らしたが、負の連鎖から脱するには至らなかった。 (C) Getty Images