• トップ
  • ニュース一覧
  • ブライトンのファンが三笘薫よりも夢中になっている選手とは? レアもレアだけに地元メディアも大注目!【英国人記者コラム】

ブライトンのファンが三笘薫よりも夢中になっている選手とは? レアもレアだけに地元メディアも大注目!【英国人記者コラム】

カテゴリ:連載・コラム

スティーブ・マッケンジー

2023年04月28日

「テキーラ」と歌うところで「ミトーマ」と合唱!

ブライトンのサポーターが三笘よりも夢中になっているのが、このマク・アリステルだ。 (C)Tohsi TAKEYA

画像を見る

 そんな三笘に向けてファンが合唱する応援チャントは、『テキーラ』という古いポピュラーソングに乗せた替え歌で、「テキーラ」と歌うところで「ミトーマ」と声を合わせる。アメックス・スタジアムに行ったら、ぜひ熱唱を!
 
 アメックス(スタジアム)といえば名物があって、それはスタジアム内でずっと『ファットボーイ・スリム』の曲が流れていること。世界的なDJのファットボーイ・スリムはブライトンのファンとして有名で、クラブに多額の寄付をしたこともあるほどだ。
 
 前オーナー会長と昵懇で、ランチのテーブルを囲んでいるとき、当時のエースストライカー、ボビー・ザモラの売却話になり、「誰かが資金援助してくれたら売らなくて済むんだが」と会長に言われてポケットマネーを出したという。
 
 実は、ブライトンのサポーターが三笘よりも夢中になっている選手がいる。アルゼンチン代表としてカタール・ワールドカップ優勝を成し遂げたアレクシス・マク・アリステルだ。ブライトンのようなクラブからワールドチャンピオンが生まれるなんてレアもレアだから、地元メディアの注目もマク・アリステルに集まっているというわけ。ただ、三笘にとってこの状況はむしろ好都合だろうね。
 
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
 
Steve MACKENZIE
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーターだ。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で手掛け出版した。
 
※『ワールドサッカーダイジェスト』2023年4月6日号より転載
 
【関連記事】
「前の監督の下ではあまりプレー時間がなかったけど…」三笘薫、指揮官交代による“変化”を語る!「僕も驚いている」記録とは?
「いつもぼっちなのに…」ブライトン三笘薫、練習場にパラグアイ代表FWと“2人”で登場にファン驚き!「初めて見たかも」
「プレミアで最高のドリブラーの一人だ」止まらない三笘薫を英伝説FWオーウェンが絶賛!筑波大時代の卒論にも注目「試験に合格したね」
「間違った判断」マンU戦の100分、三笘薫のラストパスに現地メディアもがっかり…「シュートを打てば入っていたかも」
「ミトマはスターとして認められた」三笘薫のソン・フンミンに“引けを取らない存在感”を英国人記者が力説!「不運な判定があっても…」【現地発】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ