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1トップ先発の最有力候補は上田綺世。最前線での落ち着きや冷静さに磨き。進化した姿を示したい

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2023年03月23日

起点になり、サイドに流れ、高さでも勝負

多彩な役割を担える町野は「自分の良さをどれだけ出せるか」と意気込み。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 そこに前田、浅野、町野修斗(湘南)も参戦してくる。ただし前田は目下、別メニュー調整が続いており、所属のセルティックで左サイドを担っている。仮にプレーできる状況になったとしても限定的だろうし、代表でも左でテストされる可能性が高い。

 となれば、上田と競う選手としては浅野と町野。特にボーフムで3トップの右、あるいはトップ下に近いポジションで使われている浅野を森保監督がどう位置づけるのかは1つの見どころと言える。

「ボーフムでは今、どっちかと言うとインサイドで構えてボールを受ける形。僕らはロングボールを使ってセカンドボールを拾って攻撃していく戦い方が基本。自分はボールが入った時のプレーはまだまだ未熟なところがあるので、そこは力をつけていけたらいい。代表ではそういう仕事をやってくれる選手が他にいるので、自分は得意の裏抜けなどにプラスして、足もとの部分にも絡んでいけたら、すごく面白いプレーができると思います」

 浅野自身は今、懸命にプレーの幅を広げていることを明かした。その成果が出れば、DFを背負ってタメを作るような仕事もこなせるかもしれない。得点力はもちろんのこと、そのあたりも改めてチェックしたいポイントだ。
 
 一方、町野は4人の中で最も多彩な役割を担える人材。だからこそ、森保監督も期待を寄せている。ただ、昨年9月のアメリカ戦でも思うように自分のプレーを出せなかっただけに、ウルグアイ・コロンビアの百戦錬磨のDFを相手にボールを収めたり、前向きでチャンスメイクしたりすることがどれだけできるのか。そこを注視すべきだ。

「僕と他の3人と特徴が多少違うので、自分の良さをどれだけ出せるかだと思います。プレーの幅が多少広いというか、落ちて起点になったり、サイドに流れることもできるし、身長のところもあるかなと感じます」

 本人もこう話す通り、確固たる違いをピッチ上で示せれば、出場時間も増えるだろうし、他の3人との使い分けも可能になる。その領域を目ざして、まずは爪痕を残してほしい。

 FW陣の成長なくして、新生日本の飛躍もあり得ない。それを全員が肝に銘じて、初陣2連戦で強烈なインパクトを残すこと。それを上田ら4人には強く求めたい。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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