長崎――福岡にはないポイントは経験。2年前の雪辱を果たすのは今だ。
V・ファーレン長崎
リーグ成績:6位 勝点60 15勝15分12敗 42得点・33失点
【担当記者の視点】
長崎が狙うのは、堅守を武器に戦うことだ。それは守備的という意味ではない。福岡の攻撃を徹底的にしのぎながら、チャンスを逃さず、決勝点を決める。一撃必殺とも言える戦い方である。
そのために必要なのは、スムーズな攻守の切り替え。ディフェンスリーダーの髙杉亮太を中心に集中力を保ち、奪ったボールを良い形で前線につなぐことができれば、チャンスは広がる。6得点・7アシストの梶川亮太を軸とした攻撃陣は、その機会を辛抱強く待ち続けたい。
福岡は城後やウェリントンをはじめ能力が高い攻撃陣が揃っており、狙ったとおりに戦えるかは分からない。それでも「長崎らしく粘り強く戦いたい」(古部健太)という言葉どおり、選手たちに不安はない。「2年前を知っていることが、今回の戦いでは生きてくる」(高木監督)。そう、長崎には福岡にはない経験という武器がある。
福岡=文・中倉一志(フリーライター)
長崎=文:藤原裕久(フリーライター)
リーグ成績:6位 勝点60 15勝15分12敗 42得点・33失点
【担当記者の視点】
長崎が狙うのは、堅守を武器に戦うことだ。それは守備的という意味ではない。福岡の攻撃を徹底的にしのぎながら、チャンスを逃さず、決勝点を決める。一撃必殺とも言える戦い方である。
そのために必要なのは、スムーズな攻守の切り替え。ディフェンスリーダーの髙杉亮太を中心に集中力を保ち、奪ったボールを良い形で前線につなぐことができれば、チャンスは広がる。6得点・7アシストの梶川亮太を軸とした攻撃陣は、その機会を辛抱強く待ち続けたい。
福岡は城後やウェリントンをはじめ能力が高い攻撃陣が揃っており、狙ったとおりに戦えるかは分からない。それでも「長崎らしく粘り強く戦いたい」(古部健太)という言葉どおり、選手たちに不安はない。「2年前を知っていることが、今回の戦いでは生きてくる」(高木監督)。そう、長崎には福岡にはない経験という武器がある。
福岡=文・中倉一志(フリーライター)
長崎=文:藤原裕久(フリーライター)