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新生・相模原が戸田和幸新監督と積み上げる新たな歴史。一新したチームで既存選手が受け継いでいくべき“諦め悪い姿勢”

カテゴリ:Jリーグ

舞野隼大

2023年01月14日

「諦めない戦いを継承していくべき」

「突き抜けるところまでみんなで行こう」。戸田監督は練習前のミーティングで熱を込めて選手たちに語った。(C)SCS

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 すべてが新しくなった相模原だが、そのなかでも失ってはいけない、伝えていかなければいけないモノがある。

「自分はその時はいませんでしたが、相模原はJ2に昇格した時のような諦めない戦いができるチーム。そういうモノは継承していくべきだと思っています」

 そう話すのは、J2初年度の一昨季に加入したアタッカーの安藤翼だ。諦めずに戦った相模原は2020年シーズンの最終節、逆転でJ2昇格を掴み取った。そして、安藤が加入したシーズンも相模原は諦めの悪さを示した。
 
 第40節の愛媛FC戦では、終了間際の連続得点で残留を直接争うライバルに逆転勝利を収めるなど、何度も粘り強く戦ってきた。結果としては最終節にJ3降格が決まってしまったが、諦め悪く戦った安藤ら既存の選手には、そうした歴史を新体制になったチームへ繋いでいく役割が求められる。

「最後まで戦う姿勢を見せて、観てくださっている方々がワクワクして『また試合を観に行きたい』と思ってくださるようなゲームを常にしたい」と安藤は語気を強める。フィールドプレーヤー最年長でクラブ在籍3年目の26歳は、ひた向きに、泥臭くゴールへと向かっていける選手。クラブが大きく変わるシーズンになるが、ピッチ内ではその姿勢を変えず21名の新加入選手に背中で示してほしい。

 戸田新監督とともに進化し、変化していくモノと、変わらないで受け継いでいくモノ。この2つが重なり、SC相模原は今季、新たな歴史を積み上げていく。

取材・文●舞野隼大

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