• トップ
  • ニュース一覧
  • 今年の聖和学園はドリブルだけじゃない! 高精度FKで2得点を演出、異彩を放つ雫駿介の左足キック【選手権】

今年の聖和学園はドリブルだけじゃない! 高精度FKで2得点を演出、異彩を放つ雫駿介の左足キック【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

小林健志

2022年12月29日

中村俊輔の“腰のひねり”を真似

今年のチームはドリブルなど個人技に加え、セットプレーも大きな武器に。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 雫は「セットプレーはいつも益田を目がけて蹴っているのですが、そこにたまたま(桃原や榁木が)走り込んでくれて良いボールを蹴るだけでした」と合わせてくれた2人に感謝していた。

 ドリブルが大きな特長のなか、左足の高精度キックを武器としているが、「今までの代だとセットプレーはあまり持ち味じゃなかったかもしれませんが、このチームに一つ武器を作ることができました。普段、ドリブルやパスワークの練習が多いのですが、自主練でキックやシュートを磨くことで、3年間努力してきました」と周りの選手とは違う武器を磨き続けてきた。

「全員、足もとが上手いので、自分も足もとだけだと埋もれてしまいます。違いを出すために、もっと自分のキックという持ち味を活かして優勝できたら」と、ドリブル軍団の中で異彩を放つ雫が、チームに大きなプラス材料を生み出している。
 
 横浜の出身で「しゅんすけ」という名前ということもあり「中村俊輔選手は意識しています。マリノスにいた時も憧れがありました。よく腰をひねるのを真似してみたりしました」とプレースキッカーのレジェンドを目標に左足のキックを磨いてきたという。

 ドリブルに加えてプレースキックからも得点を狙える今年の聖和学園。2回戦の東山戦も雫の左足のキックに要注目だ。

取材・文●小林健志(フリーライター)

【選手権PHOTO】堀北・ガッキー・広瀬姉妹! 初代から最新18代目の凛美まで「歴代応援マネージャー」を一挙公開!
 
【関連記事】
夏の王者・前橋育英が苦しみながらも初戦突破! 履正社、日体大柏、東山、日大藤沢も2回戦へ【選手権1回戦】
国見が12年ぶり復帰の初戦をPK戦突破! 前橋育英、履正社、米子北、日大藤沢など強豪が続々と2回戦へ名乗り!【選手権1回戦】
「小嶺監督も喜んでますねぇ」大久保嘉人が母校をはっぴ着用で応援する姿に脚光!「頑張れ国見‼︎」【選手権】
「今までいないんじゃないですか。唯一無二」中村俊輔が絶賛した選手権の注目選手は? 「198センチあって足下も上手い」
「VARあったらって」「かわいそうだな」日章学園2年生FWの一撃はラインを割っていたのか?“幻のゴール”に様々な意見【選手権】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ