シュミットには正守護神として活躍してほしい
守備陣は板倉滉、冨安健洋、怪我でカタールW杯を欠場した中山雄太らが中心だが、欧州でキャリアを構築中の菅原由勢、乾貴士が「佑都君に似ている」と太鼓判を押す山原怜音ら攻撃力と推進力を持つSB陣を選んだ。パリ五輪世代の内野貴史も注目の1人。世界を見れば、SBがゲームメイクとビルドアップに絡むのがスタンダードになっており、そういった特長を持つ選手は必ず必要になる。その意味でも期待値は高い。
そして最後にGKだが、カタールでは出番なしに終わったシュミット・ダニエルには正守護神として活躍してほしい。世界を見れば2メートル近いGKの存在は必須。権田修一が2014年ブラジルW杯の控え経験をしっかり活かしたように、シュミットもこの大舞台で戦い抜く術を体得したはず。
今後、ベルギーから欧州5大リーグへ飛躍し、自信をつければ、きっと堂々とした仕事をしてくれるに違いない。
そして最後にGKだが、カタールでは出番なしに終わったシュミット・ダニエルには正守護神として活躍してほしい。世界を見れば2メートル近いGKの存在は必須。権田修一が2014年ブラジルW杯の控え経験をしっかり活かしたように、シュミットもこの大舞台で戦い抜く術を体得したはず。
今後、ベルギーから欧州5大リーグへ飛躍し、自信をつければ、きっと堂々とした仕事をしてくれるに違いない。
今回落選した東京五輪世代の谷晃生、パリ五輪世代の筆頭・鈴木彩艶の台頭も楽しみな点。特に鈴木の“怪物的”フィジカルは世界も驚く。彼らも欧州へ行けるかどうかで、この4年間が大きく変わる。国内にとどまる場合には、すでに海外でプレーしている小久保玲央ブライアンのような選手に取って代わられる可能性もあるだけに、日々の積み重ねを大事にしてほしい。
指揮官に関しては、森保監督の続投だとしても、2024年1月に開催予定のアジアカップで一度検証し、そこから外国人監督に切り替えても遅くはない。本番はむしろ森保監督以外の指揮官のほうが、戦い方の幅が生まれていいかもしれない。そのあたりも協会にはしっかりと判断してもらいたい。
文●元川悦子(フリーライター)
【W杯PHOTO】ベッカム、ロナウド、スナイデル…豪華な面々が勢揃い!カタールを訪れた各国の歴代レジェンドを一挙紹介
【PHOTO】三笘の1ミリ、ブラボー、ボノ連続PKストップ…カタール・ワールドカップの名場面を厳選ショットで紹介!
指揮官に関しては、森保監督の続投だとしても、2024年1月に開催予定のアジアカップで一度検証し、そこから外国人監督に切り替えても遅くはない。本番はむしろ森保監督以外の指揮官のほうが、戦い方の幅が生まれていいかもしれない。そのあたりも協会にはしっかりと判断してもらいたい。
文●元川悦子(フリーライター)
【W杯PHOTO】ベッカム、ロナウド、スナイデル…豪華な面々が勢揃い!カタールを訪れた各国の歴代レジェンドを一挙紹介
【PHOTO】三笘の1ミリ、ブラボー、ボノ連続PKストップ…カタール・ワールドカップの名場面を厳選ショットで紹介!