解説者としても支持率が半端ないカリスマ
仮に続投にならなかった場合、実績で考えるなら川崎の鬼木監督が筆頭候補だろう。ここまで4度のリーグ制覇に導いた手腕は掛け値なしに素晴らしく、その資格は十二分にある。とはいえ、クラブと代表チームは違うと、よく言われる。限られた活動期間の中で川崎のサッカーを日本代表に移行できるかは確かに不透明で、そこに不安があると判断された場合は、他の選択肢になるだろう(鬼木監督自身がオファーを受けるか否かもポイントだが)。
文字通りエンターテインメント性をとことん求めるなら、本田圭佑一択。戦術面に明るい戸田氏が率いる日本代表も見てみたいが、2023年シーズンから相模原を率いることが決まっている。ならば、「カリスマ本田」に任せてもいいのではないかという結論に行き着く。カンボジア代表監督の契約は23年5月に切れるそうで、S級ライセンスを持つ参謀さえつければ決して非現実的な話ではないのではないか。
文字通りエンターテインメント性をとことん求めるなら、本田圭佑一択。戦術面に明るい戸田氏が率いる日本代表も見てみたいが、2023年シーズンから相模原を率いることが決まっている。ならば、「カリスマ本田」に任せてもいいのではないかという結論に行き着く。カンボジア代表監督の契約は23年5月に切れるそうで、S級ライセンスを持つ参謀さえつければ決して非現実的な話ではないのではないか。
解説者としても支持率が半端ない本田は、ライト層の受けもよい。彼の下にスタッフとして中村憲剛、内田篤人らがつけば、さらに話題性は高まるはずで、カタール・ワールドカップ後も「サッカーを観よう」という子どもが増えるに違いない。
リアルではない発想というのは百も承知。しかし、長期的な視野でサッカー人気の回復を目指すなら、「日本代表監督・本田」がベストではないのか。結果が出なければ、実に安易だが、その時は監督交代すればいい。そうしたリスクマネジメントも含め、4年後のワールドカップに向けて準備できる力がサッカー協会にはきっとあるはずだ。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【W杯PHOTO】現地カタールで日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
【W杯日本代表帰国会見PHOTO】おかえりSAMURAI BLUE!森保監督・吉田麻也キャプテンらが会見を実施!
【W杯PHOTO】アフメド・ビン=アリー・スタジアムに駆け付けた日本代表サポーターを特集!~part1~