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「アサノは歴史に名を刻んだ」対戦国スペインの記者が森保Jのドイツ戦出場16選手を採点! V弾の浅野と並ぶ最高評価は? HT交代の久保より低い最低点は…【W杯】

カテゴリ:日本代表

アルベルト・モレン

2022年11月26日

躍動した交代選手たちの評価は?

見事な決勝ゴールを挙げ、最高評価を受けた浅野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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【FW】
前田大然 5.5点
エネルギッシュに動き回り、献身的なフリーランを再三見せたが、オープンスペースでドイツのCB陣に走り勝つまでには至らなかった。特にリュディガーにデュエルでことごとく劣勢を強いられ、常にそのコントロール下に置かれた状態で、プレーすることを余儀なくされた。

【途中出場】
DF
冨安健洋 7点
後半の頭から出場し、試合の流れを変える働きを披露。システムが4-2-3-1から3-4-2-1にシフトする中、守備の安定感とビルドアップの精度の向上に寄与した。自陣ペナルティエリアの守備対応、足下でのプレーいずれも落ち着きが際立っていた。

MF
三笘薫 8.5点
左ウイングバックとして途中出場し、同点弾を演出するなど、逆転勝利の立役者のひとりに。間合いを取りながら、ドリブルで攻撃に推進力をもたらすだけでなく、的確な状況判断や正確なパスも光った。攻撃陣の中で最も明確なアイデアを持ってプレーしていた。

FW
浅野拓磨 8.5点
ノイアーが守る相手ゴール近くでプレーできたという点で、前田よりも有利なシチュエーションだったのは確かだ。しかしそれまで圧倒的な存在感を見せつけていたリュディガーを向こうに回し、局面を打開する推進力を発揮したのは見事の一言。逆転ゴールを叩き込み、W杯の歴史にその名を刻んだ。
 
MF
堂安律 7点
右サイドにおいて伊東のパフォーマンスを改善させるというミッションを見事に遂行した。ワイドに張るだけでなく、頻繁に中に絞ってはパスを正確にさばき、同点弾に象徴されるように、ゴール前に顔を出すタイミングも絶妙だった。森保監督の采配の正しさを証明する1人に。 

MF
南野拓実 6.5点
最後の交代カードとして投入され、日本は6人のアタッカーが同時にピッチに立つという攻撃的な布陣に。堂安の同点弾をアシストしただけでなく、左サイドと中央を行き来しながら、ジューレを苦しめた。

文●アルベルト・モレン
翻訳●下村正幸

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