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日本代表はドイツを相手にどう戦うべきか。守備ではプレスを掛け続けない。攻撃ではCBコンビの“癖”を利用すれば…

カテゴリ:日本代表

中野吉之伴

2022年11月16日

リュディガーが圧倒的な生半可な攻撃では突破できない

ドイツでプレーする遠藤らの危機管理も肝心だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 攻撃面ではとにかくCBのアントニオ・リュディガーをどうにかしないことにはゴール前に近づけない。ドイツはチームとしての守備組織がそこまで徹底されていない。各選手の守備範囲が広いし、対応力も優れている。

 特にリュディガーの守備範囲の広さは驚くほど、持ち場を離れて飛び出してはボールを奪ったり、ブロックしてピンチを食い止める。空中戦にもめっぽう強く、圧倒的なフィジカル能力を誇るだけに生半可な攻撃では突破できない。

 ただ、この飛び出したがりな気質をうまく利用することができる。カウンターチャンスにサイドへ展開したらリュディガーが出てくるので、それを見越してダイレクトやワンタッチでサポートの仲間に落とすか、センターへと蹴りこめば、一気にシュートチャンスにも持ち込めるかもしれない。

 通らなくても気にせずに割り切る。1度でも阿吽の呼吸で走りこむことができたらビックチャンスになるし、単発ではなく、連続で出せるようになると面白い。
 
 またリュディガーとCBコンビを組むニクラス・ジューレの背後は狙い目だ。センタリング時のポジショニングに難があり、飛び込んでくる敵FWにつられる癖がある。ジューレを引き連れて走り込むと、その後ろにぽっかりとスペースができるから狙わない手はない。

 9月のイングランド戦でもそうした形で失点をした。右サイドからのクロスに両センターバックが外に釣りだされてしまい、右SBのケーラーがセンターまで絞らざるを得ない状況に。逆サイドまで流れてきたクロスをゴール前に詰めていた左WBルーク・ショーがフリーでシュートを決めた。

 ドイツは昔から相手に力を発揮させないためのゲームプランを準備するのがうまい。だからこそ、日本も力を発揮させないゲームプランを入念に準備して、この大事な試合に臨むことが非常に重要になる。

文●中野吉之伴
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