• トップ
  • ニュース一覧
  • 大迫勇也、原口元気が落選…4年前の悲劇の生き証人、柴崎岳は森保ジャパンに何をもたらせるか

大迫勇也、原口元気が落選…4年前の悲劇の生き証人、柴崎岳は森保ジャパンに何をもたらせるか

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年11月14日

指揮官にとっての「最大の理解者」

現状はボランチの控えと見られている。自身の立ち位置に不安を覚えたかもしれないが、「日本代表の勝利にプライオリティを置く」とフォア・ザ・チームを貫く。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 グループステージの3試合を考えても、アグレッシブに出ていきたい場面は必ず訪れる。27日のGS2戦目のコスタリカ戦はその筆頭だ。そこで柴崎の鋭い縦パスと、一瞬のひらめきが発揮されれば、日本はゴールに近づく。

 ロシア大会のベルギー戦で原口の先制弾をお膳立てしたようなキラリと光るプレーを、カナダ戦では大いに期待したいところだ。

 2021年10月の最終予選・サウジアラビア戦で失点に直結するパスミスを犯して以来、レギュラーを外れ、この1年間の柴崎は遠藤・守田・田中の台頭をベンチから見る機会が多かった。

 自分自身の立ち位置に不安を覚えたことも少なくなかったはずだ。が、そこで自分のエゴを出さず、常にフォア・ザ・チーム精神を前面に出せるのが、彼の良さだ。

 9月シリーズの際も、静かにこう語っていた。

「今は本当に難しい時期で、競争とチームワークで感情が折り重なる大事な時ですけど、個人的には日本代表の勝利にプライオリティを置いて、どれだけ行動できるかを常に考えてやっていきたい。いろんな考え方を持った選手がいてもいいと思いますけど、全てはワールドカップで勝利するための準備であってほしいです」
 
 そういった冷静さと広い視野を持つ人間性に、森保一監督は惚れ込んでいるのだろう。2018年9月のチーム発足時から絶大な信頼を寄せ、何かあるとマンツーマンで対話を重ねてきた。

 柴崎はそんな指揮官にとっての「最大の理解者」と言っても過言ではない。それを汲み取ったうえで、ピッチ内外から指摘すべき点は指摘し、自分なりにチームを支えていく必要があるのだ。

 そのうえで、他のボランチ陣には持ち合わせていないキラーパスや創造性といった部分をどう出していくのか。まずはカナダ戦の一挙手一投足だ。この試合で前向きな感触を残し、本番につなげてほしいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

【動画】久保建英、冨安健洋、柴崎岳、田中碧が合流!ドーハ合宿3日目は強度アップ!

【W杯PHOTO】国内組と同メニュー消化!ベテランとしてチームに落ち着きをもたらす柴崎岳!

【画像】日本代表のホームが堂々1位!英紙が選出したカタールW杯出場国の「ユニホームランキングTOP10」
 
【関連記事】
「ゴールの強奪、茶番だ!」守田英正が頭を抱えて茫然…取り消された“ボレー弾”に現地紛糾!「どうして? 彼は2メートル内側にいたのに」
「大迫はなんで入ってないんでしょうか」反響を呼んだ内田篤人の森保監督への“直球質問”にはカットされた部分があった!「いきなり言わないよ、頭おかしいでしょ」
「21歳にして大物感」久保建英の“カタール入国時ファッション”が反響!「他の選手にいじられるだろ」
「彼はやります」内田篤人が18歳の高校生ストライカーを“激推し”!「名前だけ覚えてください」
「可愛さの破壊力すげぇ」「セクシー」なでしこ岩渕真奈が眩いビキニ姿を披露! 熊谷紗希とバカンスを楽しむ様子が反響

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ