“チーム黒田”に懸かる期待は大きい
近年のJ2を見ると、ボール保持から相手を崩すことに長けたチームが自動昇格を果たす傾向が強い。今季自動昇格を果たした新潟も横浜FCもボール保持を前提としたチームだったことも、その傾向を印象付けている。
黒田監督のチーム作りをサポートする“右腕”の力量次第だが、ボール保持のクオリティ改善という点でも、黒田監督を先頭とした“チーム黒田”に懸かる期待は大きい。
黒田監督のチーム作りをサポートする“右腕”の力量次第だが、ボール保持のクオリティ改善という点でも、黒田監督を先頭とした“チーム黒田”に懸かる期待は大きい。
2020年にポポヴィッチ監督が就任した際は、クラブとして「3年以内でJ1を目指せるチーム作り」(唐井直前GM)を旗印に掲げた“3か年計画”を策定。明確な期間目標を設定し、J1昇格に向けたチーム作りを推し進めてきた前体制は、結果的にクラブの悲願であるJ1昇格を果たせなかったが、黒田監督にも時間的猶予は与えられるのだろうか。クラブの方針次第でチーム作りの方向性もきっと変わってくるはずだ。
取材・文●郡司 聡(フリーライター)
取材・文●郡司 聡(フリーライター)