「ストライカーよりもFWという言葉のほうが好き」の理由とは?
――チームメイトとは良い関係性を築けているようですね。
「ボールを持った時には、まず自分のことを探してくれますし、私もパスを受ければチャンスを逃さずに得点できるよう、しっかりと準備をしている。このチームには能力の高い選手が揃っていますから、どんな試合でも必ず得点チャンスが訪れると信じています」
――なるほど。実は話を聞くまで、もっとエゴイスティックな選手かと思っていました。
「私がですか!? 決してそんなことはありませんよ(笑)」
――ストライカーには、そういうイメージが付きまとうものですから。
「実はストライカーという言葉があまり好きではありません。FWという言葉のほうが好きなんですよ。ストライカーの仕事は常にシュートだけを考えて、それを確実に決めること。対してFWは、すべての攻撃に絡む。得点だけが目的ではありません。私はストライカーが退屈な役目だとすら思っています。1試合で15~20回しかボールに触らず、得点を決めるだけで満足するわけですから。それに比べてFWは、すべての攻撃に絡み、ボールに触る機会もたくさんある。チームメイトにアシストをする役目も担います。私は数多くの役割をこなしてチームを助けることに喜びを感じます。それが勝利につながれば最高ですね」
――『ストライカーではなくFWである』とのことですが、チームの勝利のためなら自分の得点は二の次でも構わないと?
「チームが勝つことがなにより大切です。私は28節・京都戦(△3-3)でハットトリックを達成しました。でも結果は引き分けで、満足できる試合ではなかった。勝てなかったからです。『3ゴールを決めた』という事実だけを見ると、素晴らしい結果と言えるかもしれません。しかし、なによりも私はチームの勝利が欲しいのです」
――一方で、ゴールへの強い欲求も感じられます。
「私はチームプレーヤーです。もちろんペナルティボックス内ではグリーディ(貪欲)でなければいけません。ただ、単に貪欲なだけではダメです。自分よりも良いポジションにいる選手がいれば、パスがベストの選択肢になる。実際、アシストを記録した時は、ゴールをした時と同じくらいの喜びがありますから」
――ただ、チームとしてジェイ選手に求めているのは、やはりゴールではないでしょうか?
「もちろん名波監督は『ゴールを決めてくれ』と要求します。チームマネージャーとして当たり前ですし、私もFWとしてゴールを常に狙っている。パスをするのは、より確率が高いと判断した時だけです」
「ボールを持った時には、まず自分のことを探してくれますし、私もパスを受ければチャンスを逃さずに得点できるよう、しっかりと準備をしている。このチームには能力の高い選手が揃っていますから、どんな試合でも必ず得点チャンスが訪れると信じています」
――なるほど。実は話を聞くまで、もっとエゴイスティックな選手かと思っていました。
「私がですか!? 決してそんなことはありませんよ(笑)」
――ストライカーには、そういうイメージが付きまとうものですから。
「実はストライカーという言葉があまり好きではありません。FWという言葉のほうが好きなんですよ。ストライカーの仕事は常にシュートだけを考えて、それを確実に決めること。対してFWは、すべての攻撃に絡む。得点だけが目的ではありません。私はストライカーが退屈な役目だとすら思っています。1試合で15~20回しかボールに触らず、得点を決めるだけで満足するわけですから。それに比べてFWは、すべての攻撃に絡み、ボールに触る機会もたくさんある。チームメイトにアシストをする役目も担います。私は数多くの役割をこなしてチームを助けることに喜びを感じます。それが勝利につながれば最高ですね」
――『ストライカーではなくFWである』とのことですが、チームの勝利のためなら自分の得点は二の次でも構わないと?
「チームが勝つことがなにより大切です。私は28節・京都戦(△3-3)でハットトリックを達成しました。でも結果は引き分けで、満足できる試合ではなかった。勝てなかったからです。『3ゴールを決めた』という事実だけを見ると、素晴らしい結果と言えるかもしれません。しかし、なによりも私はチームの勝利が欲しいのです」
――一方で、ゴールへの強い欲求も感じられます。
「私はチームプレーヤーです。もちろんペナルティボックス内ではグリーディ(貪欲)でなければいけません。ただ、単に貪欲なだけではダメです。自分よりも良いポジションにいる選手がいれば、パスがベストの選択肢になる。実際、アシストを記録した時は、ゴールをした時と同じくらいの喜びがありますから」
――ただ、チームとしてジェイ選手に求めているのは、やはりゴールではないでしょうか?
「もちろん名波監督は『ゴールを決めてくれ』と要求します。チームマネージャーとして当たり前ですし、私もFWとしてゴールを常に狙っている。パスをするのは、より確率が高いと判断した時だけです」