浦和――新システム採用も力負け
[J1第33節]横浜4-1浦和/10月29日/日産スタジアム
【浦和|採点】
スタメン)
GK
西川周作 5.5
DF
酒井宏樹 5
岩波拓也 5
アレクサンダー・ショルツ 5
MF
大畑歩夢 5(61分OUT)
大久保智明 4.5
伊藤敦樹 4.5(80分OUT)
岩尾 憲 5
松尾祐介 4.5
江坂 任 4.5(61分OUT)
FW
キャスパー・ユンカー 5.5(71分OUT)
途中出場)
MF
小泉佳穂 5(61分IN)
MF
明本考浩 5(61分IN)
MF
柴戸 海 -(80分IN)
監督)
リカルド・ロドリゲス 5
【浦和|採点】
スタメン)
GK
西川周作 5.5
DF
酒井宏樹 5
岩波拓也 5
アレクサンダー・ショルツ 5
MF
大畑歩夢 5(61分OUT)
大久保智明 4.5
伊藤敦樹 4.5(80分OUT)
岩尾 憲 5
松尾祐介 4.5
江坂 任 4.5(61分OUT)
FW
キャスパー・ユンカー 5.5(71分OUT)
途中出場)
MF
小泉佳穂 5(61分IN)
MF
明本考浩 5(61分IN)
MF
柴戸 海 -(80分IN)
監督)
リカルド・ロドリゲス 5
【浦和|寸評】
2戦続けて4-4-2だったフォーメーションを3-4-2-1に変更。2週間前の前節に2トップの一角を担ったリンセンに代えて江坂を起用し、守備時は5バックにして最終ラインの枚数を増やし、マンツーマン気味のディフェンスを試みたが、大量失点を喫した。
序盤こそ酒井の持ち上がりなどでチャンスを作ったが、15分以降は押し込まれる展開を強いられる。ゴール前でのショルツや岩波の身体を張ったディフェンスで耐える場面もあったが、17分に先制されると37分には追加点を許した。
特に、左サイド=相手にとっての右サイドを再三突破された。先制点は水沼のシュートのこぼれ球をエウベルに押し込まれ、2失点目は水沼の縦パスを受けた小池龍のクロスでCKを取られたのがきっかけだった。
攻撃面でも苦戦。相手ボランチの的確な位置取りによって、松尾と大久保は持ち味の縦への突破を封じられ、江坂はボールに絡む回数が少なかった。相手攻撃陣に押し込まれていたため、伊藤のゴール前への飛び込みや岩尾の縦パスもなかなか出せなかった。
ロドリゲス監督が「球際もっと強く」と言って送り出した後半も、展開を変えられなかった。前半に続いて押し込まれ、57分と65分にゴールを割られてしまう。特定の選手のミスというよりも、チームとして全体的に分厚い横浜の攻撃陣を抑え切れなかった印象が強かった。
ただ、大差となっても諦めず、終盤は数多くのチャンスを作り出した。4点差とされた直後の67分には、西川からのロングボールを収めたユンカーが大久保とのコンビネーションで1点を返した。ユンカーと大久保の質の高さを見せつけた意地のゴールだった。
また、守護神・西川は序盤から好守が目立ち、大量失点後も集中力を切らさず、終盤にも何度もビッグセーブを披露した。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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2戦続けて4-4-2だったフォーメーションを3-4-2-1に変更。2週間前の前節に2トップの一角を担ったリンセンに代えて江坂を起用し、守備時は5バックにして最終ラインの枚数を増やし、マンツーマン気味のディフェンスを試みたが、大量失点を喫した。
序盤こそ酒井の持ち上がりなどでチャンスを作ったが、15分以降は押し込まれる展開を強いられる。ゴール前でのショルツや岩波の身体を張ったディフェンスで耐える場面もあったが、17分に先制されると37分には追加点を許した。
特に、左サイド=相手にとっての右サイドを再三突破された。先制点は水沼のシュートのこぼれ球をエウベルに押し込まれ、2失点目は水沼の縦パスを受けた小池龍のクロスでCKを取られたのがきっかけだった。
攻撃面でも苦戦。相手ボランチの的確な位置取りによって、松尾と大久保は持ち味の縦への突破を封じられ、江坂はボールに絡む回数が少なかった。相手攻撃陣に押し込まれていたため、伊藤のゴール前への飛び込みや岩尾の縦パスもなかなか出せなかった。
ロドリゲス監督が「球際もっと強く」と言って送り出した後半も、展開を変えられなかった。前半に続いて押し込まれ、57分と65分にゴールを割られてしまう。特定の選手のミスというよりも、チームとして全体的に分厚い横浜の攻撃陣を抑え切れなかった印象が強かった。
ただ、大差となっても諦めず、終盤は数多くのチャンスを作り出した。4点差とされた直後の67分には、西川からのロングボールを収めたユンカーが大久保とのコンビネーションで1点を返した。ユンカーと大久保の質の高さを見せつけた意地のゴールだった。
また、守護神・西川は序盤から好守が目立ち、大量失点後も集中力を切らさず、終盤にも何度もビッグセーブを披露した。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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