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岩政監督の続投に違和感なし。“作る前に壊す”挑戦者の心。勝利を求め、過程を突き詰め、新しい鹿島の勝ち方を築く

カテゴリ:Jリーグ

内田知宏

2022年10月08日

就任から2か月で、考え方を変える=壊すことに着手

天皇杯準決勝で甲府に敗れ、今季も無冠に終わった鹿島。“常勝”の肩書を取り戻すべく、目ざすべきサッカーの完成へと邁進する。写真:徳原隆元

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「勝たなければ鹿島ではない」という哲学は多くのタイトルをもたらした。ただ、変わる、変えることへの躊躇につながった側面があるのではないだろうか。

 岩政監督は就任から2か月で、考え方を変える=壊すことに着手し、「試合を支配するサッカー」を手掛けてきた。選手たちの指示、考え方に対する反応も敏感で、その様子は、勝つための具体的な策に飢えていたように感じる。

 現在のところ、結果を得るまでには至っていないが、足りないポジションを補強し、出てくる課題に直面し、クリアしていけばサッカーは完成を見るのではないか、という期待を感じさせる。
 
 目を背けたくなること。見たくないこと。話したくないこと。それらから逃げず、行動する岩政監督は批判やアレルギー反応を生むが、時代を変える時にはつきものだ。強化責任者の吉岡宗重フットボールダイレクターも、基本的には長期的にサポートする方針を示している。

 これまで通り勝利を求めるが、その過程をより突き詰め、新しい鹿島の勝ち方を築く。岩政監督の2年目に期待したい。

取材・文●内田知宏(報知新聞社)

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