「背後へのアクションがないと難しい」
浦和はビルドアップの形こそ、かなり柔軟かつ自在に相手を見ながら組み立てることができるようになっている。しかし、その先で相手の中盤と最終ラインがコンパクトかつ強度を持って構えていると、そこを崩していくだけの「オートマチズム」は確立されていない。
岩尾が話すように、まだブロック内でボールを受ける選手から3人目、4人目と自然につながっていく連動がない。そのため、受けてから次の展開に移るための時間とスペースを圧縮され、まだまだそこを割っていくだけのクオリティを発揮できない面が垣間見える。
また、C大阪戦はビハインドを負った試合展開で、最後の時間帯はアバウトなクロスが増えてしまった。それはロドリゲス監督も自分たちの長所ではないと認めている。岩尾もまた、「よりボックス内を地上戦で取りたい。ゴールエリア脇までえぐっていくとか、そこに向かう背後へのランニングやワンツーというアクションがないと難しい」と、強引になってしまった最後の攻勢は効果的ではなかったと話した。
岩尾が話すように、まだブロック内でボールを受ける選手から3人目、4人目と自然につながっていく連動がない。そのため、受けてから次の展開に移るための時間とスペースを圧縮され、まだまだそこを割っていくだけのクオリティを発揮できない面が垣間見える。
また、C大阪戦はビハインドを負った試合展開で、最後の時間帯はアバウトなクロスが増えてしまった。それはロドリゲス監督も自分たちの長所ではないと認めている。岩尾もまた、「よりボックス内を地上戦で取りたい。ゴールエリア脇までえぐっていくとか、そこに向かう背後へのランニングやワンツーというアクションがないと難しい」と、強引になってしまった最後の攻勢は効果的ではなかったと話した。
もっとも、この日のC大阪のように、忠実にハードワークする相手を崩すのは、どんなチームでも簡単ではない。浦和にとって課題であり、同時に伸びしろであるとも言えるだろう。
今月はC大阪とルヴァンカップの準決勝で2戦合計方式での対戦も控える。一朝一夕に身につく要素ではなさそうだが、同じ相手に進化を見せられるのかどうかが問われそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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