「やっとスタートラインに立てた」蘭デビュー戦で大怪我の前田直輝が勝ち取ったユトレヒトとの“再契約”。名古屋の後輩との対戦を楽しみに…【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2022年09月13日
「オランダで日本人が契約するというのは簡単ではない」
前田との勝負を楽しみにしている日本人SBがいる。AZの菅原由勢だ。昨年末、菅原は名古屋の先輩のことをこう語っていた。
「ドリブルはすごい。2人ともベンチ外ということが結構あったんですが、2人で1対1をずっとやっていて全く止められませんでした。そこから(前田が)化けるかのように結果を残しました。今は活躍しまくりなので、楽しみです。早く一緒に勝負したいですね」
菅原との1対1を、前田もよく覚えていた。
「僕は名古屋の時に3、4試合ベンチ外が続いたときがあったんですよ。そのときに由勢と1対1をした。彼はディフェンダー、僕はアタッカーということで、10本やってどっちが勝つか勝負をよくやってました。僕はその年『ランクル賞』を獲ったんです。由勢のおかげですね(笑)」
『ランクル賞』とは名古屋グランパスのシーズン最優秀選手に対して与えられる「愛知トヨタ『グランパスランクル賞』」のこと。前田は2019年度の受賞者だ。
「ドリブルはすごい。2人ともベンチ外ということが結構あったんですが、2人で1対1をずっとやっていて全く止められませんでした。そこから(前田が)化けるかのように結果を残しました。今は活躍しまくりなので、楽しみです。早く一緒に勝負したいですね」
菅原との1対1を、前田もよく覚えていた。
「僕は名古屋の時に3、4試合ベンチ外が続いたときがあったんですよ。そのときに由勢と1対1をした。彼はディフェンダー、僕はアタッカーということで、10本やってどっちが勝つか勝負をよくやってました。僕はその年『ランクル賞』を獲ったんです。由勢のおかげですね(笑)」
『ランクル賞』とは名古屋グランパスのシーズン最優秀選手に対して与えられる「愛知トヨタ『グランパスランクル賞』」のこと。前田は2019年度の受賞者だ。
先週、菅原は前田のユトレヒト再入団について、このように語っていた。
「本人もヨーロッパでやるのが夢と言っていたなかで、自らこの契約を勝ち取ったのは、絶やさぬ努力をずっとしていたから。海外で、特にオランダで日本人が契約するというのはいろいろな障害があって簡単ではないということは僕自身すごく分かっている。だから、本当に本人、周りの方、皆さんの努力が報われたと思う。僕としても、やっと試合ができるので楽しみですね」
10月9日にユトレヒト対AZ、来年1月29日にAZ対ユトレヒトが予定されている今季、前田と菅原がマッチアップする機会が訪れるだろう。この2人の1対1には、名古屋でベンチ外になったときに切磋琢磨した絆、リスペクト、ライバル心が秘められている。
取材・文●中田 徹
【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!
「本人もヨーロッパでやるのが夢と言っていたなかで、自らこの契約を勝ち取ったのは、絶やさぬ努力をずっとしていたから。海外で、特にオランダで日本人が契約するというのはいろいろな障害があって簡単ではないということは僕自身すごく分かっている。だから、本当に本人、周りの方、皆さんの努力が報われたと思う。僕としても、やっと試合ができるので楽しみですね」
10月9日にユトレヒト対AZ、来年1月29日にAZ対ユトレヒトが予定されている今季、前田と菅原がマッチアップする機会が訪れるだろう。この2人の1対1には、名古屋でベンチ外になったときに切磋琢磨した絆、リスペクト、ライバル心が秘められている。
取材・文●中田 徹
【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!