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過酷なアジアの戦いに挑む冨樫ジャパン。“中1日の4連戦”で世界への扉を開けるか【U-19代表】

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2022年09月12日

アウェーの雰囲気を味わい、成長スピードを加速

高3ながらJ1での実績もある北野。個人技で打開できる“10番”が攻撃のキーマンになるはずだ。写真:松尾祐希

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 過酷なアジアの戦いに身を投じるなかで、今回のチームで軸として期待したいのはDF中野伸哉(鳥栖)とFW北野颯太(C大阪)だ。

 前者は一学年下ながら2019年にU-17ワールドカップに出場しており、Jリーグでの経験値もこの世代ではトップクラス。国際舞台で戦っている点はチームにとっても有益で、不測の事態が起こった時にも冷静に対応できるのは心強い。

 後者も2019年にU-15日本代表の一員としてU-16アジア選手権(現・U-17アジアカップ)予選でラオスの地で戦っており、国際試合の経験を持ち合わせている。現役高3ながらプロ契約を結び、今季はすでにJ1の舞台でもプレーしており、コンディションも良好。個人技で打開できる10番が攻撃のキーマンになるはずだ。

 初戦で相まみえるラオスは、今予選の中で最大のライバルであり、一筋縄ではいかない相手。ボランチの山根陸(横浜)も警戒を強める。

「スピードがある選手が多い。それはウインガーだけではなくて、中盤やセンターバックの選手も一瞬のスピードがあって、少しでもボールが流れたら狙われるし、映像でも見ましたけど、ある程度、人に強く来るなっていう印象がある」
 
 ラオスはホームアドバンテージを生かし、観衆の後押しを受けられる点も、日本にとっては厄介だ。だが、そうしたアウェーの雰囲気を味わえることも含め、選手たちにとっては成長スピードを加速させる大チャンスだ。

 U-21代表に飛び級で選出された経験を持つMF松木玖生(FC東京)、J3でゴールを量産しているFW横山歩夢(松本)などが招集辞退となり、海外組もシーズンの途中で招集できなかったが、アジアでの戦いは財産になる。

「(日常とは異なる)環境を自分たちのものにしていくことがテーマ」とは冨樫監督の言葉。アジアの戦いを通じて、選手たちは何を感じ、何を持ち帰るのか。予選突破に向け、冨樫ジャパンがどのような戦いを見せるのか注目したい。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

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