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CLに出ない低迷クラブに強奪されてもマドリディスタは満足。カゼミーロ電撃退団の“違和感”をスペイン人記者が指摘「リーガは日陰の時代を…」【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2022年08月30日

金満クラブと渡り合っていくことの道のりの険しさを示している

先日のサウサンプトン戦でプレミアデビューを飾ったカゼミーロ。 (C) Getty Images

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 もちろんカゼミーロが去った後も、人生は続くし、マドリーというクラブが変わるわけでもない。ピッチ、ベンチにカゼミーロの姿がなくても、我々は試合を見続ける。

 しかし、もし今シーズンや来シーズンに、オーレリアン・チュアメニとエドゥアルド・カマビンガが同様の働きを見せてくれると期待しているならば、その人はサッカーにおけるドレッシングルームの重要さがどういうもので、どんな選手がその“カクテル”をかき混ぜているのかを知らないのだろう。
 
 今回の移籍が模範的なオペレーションだったと信じて疑っていない人たちに反論するのは困難だ。しかし同時にそれは浪費癖であることが美徳であるかのような金満クラブと渡り合っていくことの道のりの険しさを示している。

 しかも最近は少しのお金を所有し、野望らしい野望を持っていないクラブ(マンチェスター・Uのことを言っているわけではない)ですらも購買意欲が高まっているのだからタチが悪い。タレントの流出に歯止めがきかないラ・リーガは日陰の時代を迎えている。

 これまで展開してきた理論はおそらく昨今のサッカーを取り巻くビジネス環境に逆行するものなのかもしれない。とまれ、クリスティアーノ・ロナウドの時もそうだったが、マドリーを去る選手は、まずその大前提としてレギュラーの座を失ってからであってほしいというのが私のせめてもの願いだ。

文●マヌエル・ハボイス(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸

※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。

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