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【湘南】耐えて、チャンスを掴む。プロ14年目、36歳の坪井慶介が示した第一線での生き残り術

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2015年09月26日

「(中村)俊輔さんや(中澤)佑二さんと、ただ会うだけでなく、一緒にピッチに立ってプレーできたこと。それが、なにより喜ばしい」

ジーコジャパン時代の“戦友”でもある中澤(中央上)や中村の存在は、坪井にとって大きな刺激になっているようだ。写真:徳原隆元

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 内容的には勝点1を積み上げられたとも言えるし、勝点3を取り切れなかったとも言える。ただ、坪井は「足を止めず、みんなで90分走り切る。その意識を最後まで持ち続けられただけに、勝てなかった悔しさはある」と本音を漏らした。
 
 そして、この日のピッチ上には、ジーコジャパン時代に数多くの激闘をともに乗り越えてきた“戦友”でもある、ひとつ年上の中村俊輔や中澤佑二がいた。
 
 それは大きな刺激にもなった。
 
「俊輔さんや佑二さんと、ただ会うだけでなく、一緒にピッチに立ってプレーできたこと。それが、なにより喜ばしい」
 
 そう小さく微笑んだ坪井だが、老け込むつもりなど毛頭ない。
 
「成長できていると思っているし、まだまだ成長していけると信じている」
 
 今回が坪井にとって移籍後初のリーグ戦フル出場であった。時間が掛かったとも言える一方、彼が間違いなく湘南で重要な戦力であることを、この終盤戦のタイミングで改めてしっかり示してみせた。
 
「たとえコンスタントに試合に出られなくても、すべての時に対応できる準備はできている」
 
プロ14年目、決して歩みは止めず、前進している。その事実を坪井が結果で証明した。

取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 
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