柏――“足踏み状態”から脱却できるか!?
J1リーグ・2ndステージ12節
ガンバ大阪 – 柏レイソル
9月26日(土)/16:00/万博記念公園陸上競技場
柏レイソル
2ndステージ成績(11節終了時):3位 勝点20 6勝2分3敗 14得点・9失点
年間成績(28試合終了時):8位 勝点38 10勝8分10敗 36得点・34失点
【最新チーム事情】
●左膝前十字靱帯損傷で戦列を離れていた増嶋が復帰し、来週から完全合流予定。
●主にサブ組が出場した柏日体高との練習試合(20分ハーフ)は1-1のドロー。
●中山がU-18日本代表に選出。U-19アジア選手権予選に出場する。
【担当記者の視点】
9節の甲府戦では2点のリードを追い付かれ、続く10節の浦和戦は引き分けかと思われた89分に失点して敗れた。そして前節の山形戦も決定機を活かし切れずにスコアレスドローと、取れた勝点をあと一歩で逃す“足踏み状態”が続いている。首位・広島との勝点差を考えると、第2ステージ逆転優勝のためには、もはや1試合も落とせない状況だ。
今節対戦するG大阪は難敵には違いないが、2012年以降は負けておらず、リーグ、カップを含めた公式戦で7勝1分と一方的な成績を残している。今季の第1ステージでも7戦未勝利が続いた低調な時期だったにもかかわらず1-0で勝利を収めた。
ただし、内容を振り返れば、いずれの試合もどちらに勝敗が転んでもおかしくはなく、柏の選手たちは「G大阪は強く、勝負強い」と警戒を強める。柏としてはこの強敵を打ち破って足踏み状態から脱し、優勝戦線へ勢いをつけたい。