山形は狙いとするプレスを軸とするアグレッシブな守備が機能。GK山岸が再三にわたりスーパーセーブを見せる!
【山形|採点・寸評】
GK
1 山岸範宏 7.5
1試合を通して集中力を高く保ち、スーパーセーブを連発。「ゴールは割らせない」という気迫のこもった“山の神”が日立台に降臨した。
DF
3 渡辺広大 6
リベロに入り、身体を張った守備と的確なコーチングでチーム全体の戦いを安定させた。ペナルティエリア内でエデルソンを弾き飛ばすなど、持ち味である馬力のある守備も効いた。
4 西河翔吾 6
渡辺と中央に堅い“壁”を築く。クリスティアーノと激しい肉弾戦に耐え、終盤には敵陣まで攻め入ってゴール前にクロスを上げる惜しい場面も。
13 石川竜也 6
序盤はクリスティアーノとの1対1に後手を踏んだが、時間を追うごとに修正。WBの高木利と2枚がかりでサイド攻撃を懸命に撥ね返した。
MF
5 アルセウ 5.5
味方のクリアボールを拾って前線に展開する役目を遂行。R・フランクの横パスに飛び込んでミドルシュートを撃った場面は、せめて枠に飛ばしたかった。
6 山田拓巳 5.5
3分、大きなサイドチェンジからフリーで放ったシュートはわずかにバーの上へ。R・フランクと連動して輪湖にプレッシャーをかけた守備面は及第点だが、攻撃面での物足りなさが残った。
24 ロメロ・フランク 6.5
時に波状攻撃のタメを作り、時に自らボックス内にスルリと侵入してチャンスメイク。切れのある動きは、調子の良さを物語っていた。
27 高木利弥 6
開始10分、約30メートルの位置から左足を振り抜いた一撃はポスト直撃……。キム・チャンスへの守備時の寄せが早く、攻撃に転じた際の仕掛けにも推進力があった。
29 川西翔太 5.5
ハイプレッシャーとプレスバックを怠らなかった点は評価に値する。ただ、攻撃面では決定的なシーンに絡めず、68分にピッチを後にした。
33 小椋祥平 6
ボールホルダー(特に栗澤)への粘着ディフェンスが奏功し、柏の縦への展開を弱めることに成功。指揮官も「小椋はフィットしてきた」と手応えを得ていた。
FW
11 ディエゴ 5.5
相手の高いラインに押し戻されて、プレー位置が徐々に後退。なんとかR・フランクとのコンビプレーで強引にゴール前へ迫ったものの、シュートわずか1本に終わった。
交代出場
MF
9 中島裕希 6
前節の広島戦に比べるとゴール前への侵入回数が激減。自軍深くまで戻った影響は大きいが、与えられたタスクがハイプレッシャーなどの守備だっただけに致し方ないところか。
FW
34 高崎寛之 -
出場直後にディエゴとの迫力あるカウンターを発動。スルーパスに追い付いてゴールネットを揺らしたが、判定は無念のオフサイド……。今季初ゴールは幻となった。
監督
石﨑信弘 6
限られた手駒で古巣の柏に対抗。これまで貫いてきたハイプレッシャーと走り勝つサッカーを体現して勝点1を手にしたが、年間最下位ゆえに「僕らには勝点3が必要」と、相変わらずのシュート精度の低さを嘆いた。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 山岸範宏 7.5
1試合を通して集中力を高く保ち、スーパーセーブを連発。「ゴールは割らせない」という気迫のこもった“山の神”が日立台に降臨した。
DF
3 渡辺広大 6
リベロに入り、身体を張った守備と的確なコーチングでチーム全体の戦いを安定させた。ペナルティエリア内でエデルソンを弾き飛ばすなど、持ち味である馬力のある守備も効いた。
4 西河翔吾 6
渡辺と中央に堅い“壁”を築く。クリスティアーノと激しい肉弾戦に耐え、終盤には敵陣まで攻め入ってゴール前にクロスを上げる惜しい場面も。
13 石川竜也 6
序盤はクリスティアーノとの1対1に後手を踏んだが、時間を追うごとに修正。WBの高木利と2枚がかりでサイド攻撃を懸命に撥ね返した。
MF
5 アルセウ 5.5
味方のクリアボールを拾って前線に展開する役目を遂行。R・フランクの横パスに飛び込んでミドルシュートを撃った場面は、せめて枠に飛ばしたかった。
6 山田拓巳 5.5
3分、大きなサイドチェンジからフリーで放ったシュートはわずかにバーの上へ。R・フランクと連動して輪湖にプレッシャーをかけた守備面は及第点だが、攻撃面での物足りなさが残った。
24 ロメロ・フランク 6.5
時に波状攻撃のタメを作り、時に自らボックス内にスルリと侵入してチャンスメイク。切れのある動きは、調子の良さを物語っていた。
27 高木利弥 6
開始10分、約30メートルの位置から左足を振り抜いた一撃はポスト直撃……。キム・チャンスへの守備時の寄せが早く、攻撃に転じた際の仕掛けにも推進力があった。
29 川西翔太 5.5
ハイプレッシャーとプレスバックを怠らなかった点は評価に値する。ただ、攻撃面では決定的なシーンに絡めず、68分にピッチを後にした。
33 小椋祥平 6
ボールホルダー(特に栗澤)への粘着ディフェンスが奏功し、柏の縦への展開を弱めることに成功。指揮官も「小椋はフィットしてきた」と手応えを得ていた。
FW
11 ディエゴ 5.5
相手の高いラインに押し戻されて、プレー位置が徐々に後退。なんとかR・フランクとのコンビプレーで強引にゴール前へ迫ったものの、シュートわずか1本に終わった。
交代出場
MF
9 中島裕希 6
前節の広島戦に比べるとゴール前への侵入回数が激減。自軍深くまで戻った影響は大きいが、与えられたタスクがハイプレッシャーなどの守備だっただけに致し方ないところか。
FW
34 高崎寛之 -
出場直後にディエゴとの迫力あるカウンターを発動。スルーパスに追い付いてゴールネットを揺らしたが、判定は無念のオフサイド……。今季初ゴールは幻となった。
監督
石﨑信弘 6
限られた手駒で古巣の柏に対抗。これまで貫いてきたハイプレッシャーと走り勝つサッカーを体現して勝点1を手にしたが、年間最下位ゆえに「僕らには勝点3が必要」と、相変わらずのシュート精度の低さを嘆いた。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。