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スポーツ分析の最新事情!分析アプリ×AIカメラによる「映像分析」がスポーツに与える恩恵とは?

カテゴリ:高校・ユース・その他

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2022年07月22日

課題だった映像の質をAIカメラが解決

スポーツの自動撮影を実現する可搬型AIカメラ「Pixellot」
写真提供:株式会社NTTSportict

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 多くの学校から支持される『SPLYZA Teams』だが、一方で活用する上での課題もあった。それは撮影に関する問題だ。

 手軽に撮影できるようになったとはいえ、試合や練習を撮影する人員を確保しなければいけないし、画質は上がっていても撮影者の技術によって映像自体の質は変わってしまう。『SPLYZA Teams』にとって質の良い映像を用意できるかがテーマとなっていた。

 特にサッカーにおいては撮影に関しての相談を数多く受けたと言う。その質問があまりにも多かったため、自社のオウンドメディアに撮影の仕方や機材の選び方などの記事を掲載するほどだった。

「試合の撮影は、撮影者だけではなく、補助者も含めると3~4人くらい必要。さらに映像の質も重要なのですが、撮影者が緒になって喜んで、肝心のシーンが撮れていないこともよくあります(笑)。振り返って分析するためには映像の質はすごく大事ですから、それをいかに提供、サポートできるかが弊社の大きなテーマでした」

 しかし今年4月、課題解消に向けて大きく前進することになる。AIカメラを活用した『STADIUM TUBE』を提供する株式会社NTTSportictとの提携で新たなサービスをスタートさせることになった。
 


■持ち運べるAIカメラの導入で環境を問わず撮影が可能に!

 スポーツの自動撮影を実現するAIカメラ「Pixellot」を用い、容易に撮影・編集・映像配信ができるサービスだ。これまでは固定型のAIカメラのみだったため自治体の体育館・球技場などに設置することが主な製品だったが、昨年7月に軽量で低コストの可搬型をリリース。チームはもちろん、個人ユーザーでの利用も可能となった。

『STADIUM TUBE』の特徴をNTTSportictの秦光史郎氏は、次のように説明する。
「設置さえすれば簡単に撮影ができ、AIがコートを認識し、それぞれのレンズで同時に
撮影していきます。プレーの詳細を確認したい場合は、ボールのあるところの映像を観ることができますし、ボールのない所の動きを見たければ、パノラマ映像で確認できます。2種類の映像を一度に作れるのが、このAIカメラの特徴です」

 カメラに搭載されたふたつのレンズで撮影した映像からクラウド上で「パノラマ映像」と競技のルール、コートサイズ、人やボールの動きなどから「プレー局面の映像」の2つの映像を生成。最長約4・4メートルの三脚が備わっており、平地でも高い位置からピッチ全体を俯瞰で撮影できる。

 撮影時も専用アプリから画角のチェックができ、画角内にコートが収まっていれば、撮影開始から停止まで一切の操作が不要。約14時間のレコーディングが可能でバッテリーも約6時間持ち、電源のない屋外でも長時間の撮影や雨天にも対応していることも大きな利点だろう。電源があり、雨天でなければ、充電しながらの撮影も可能だ。

「撮った映像は、通常であればダウンロードして動画共有プラットフォームにアップするのが一般的ですが、今回の連係では映像がクラウドに自動でアップされ、『SPLYZATeams』に落とし込めるので、その手間がかからないのも大きな特徴になります」と分析作業に取り掛かるまでの手間までも大きく軽減された。
 

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