• トップ
  • ニュース一覧
  • 国内組中心でE-1制覇に挑む、なでしこジャパン。好機到来のWEリーガーたちは期待に応えられるか

国内組中心でE-1制覇に挑む、なでしこジャパン。好機到来のWEリーガーたちは期待に応えられるか

カテゴリ:女子サッカー

西森彰

2022年07月19日

「日韓戦は特別な戦い」(高橋)

代表初招集となった広島Rの中嶋。「初めてなので緊張していますが、自分の特徴を活かして、勝利に貢献できるように頑張ります」と意気込み。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 代表に定着したかに見える宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)は「プレー次第で次に呼んでもらえるかどうか。定着はしていきたいけれど、ライバル、仲間が増えて、一層、気を引き締めていかなければいけない。一緒に戦う仲間として良い刺激をもらって、お互いに良いところを引き出しあって、チームとして一つになれたら」と、現況を分析する。

 WEリーグ初代得点女王の菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース)は、欧州遠征ではノーゴールで危機感を強めている。「クロスへの対応は、アジアでも遜色なく戦える部分だし、意識したい。ポストプレーが自分の強みで、チーム全体を前でプレーできるようにしたい。高い位置でボールを奪い返してカウンターというのは効果的になると思うのでそこも」と巻き返しを誓う。

 菅澤と得点女王の座を競った田中美南(INAC神戸レオネッサ)の名前はないが、得点ランキング3位の上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)は、所属チームでプレーの幅を広げて、代表に返り咲いた。広島Rのチームメイトで初招集の中嶋淑乃とのセット選出で、躍進も期待される。さらにWEリーグ初のハットトリック達成者・井上綾香(大宮アルディージャVENTUS)など、昨季の活躍を評価された選手が多い。こうしたWEリーガーが、リーグの価値をどこまで引き上げられるかにも注目だ。
 
 大事な大会初戦は、女子アジアカップのグループリーグで引き分けた韓国が相手になる。韓国は同大会でオーストラリアに勝つなどして準優勝。その後は、ベトナムに完勝(3-0)、カナダとスコアレスドローという戦績で、今回のE-1を迎える。試合前日の練習では、エースのチ・ソヨンらも元気な姿を見せていた。

「今、取り組んでいる、前からしっかりとボールを奪い取りに行くところや、ボールの動かし方については、どのチームが相手でも差を見せたい。韓国はロングボールを主体に、前から力強いサッカーをしてくる。日韓戦は特別な戦いであると思うので、まずは気持ちで負けないという部分はしっかりやっていきたい」(高橋)

 池田体制下で国際大会における初優勝へ向けて、最高の滑り出しを期待したい。

取材・文●西森彰(フリーライター)

【PHOTO】清水梨紗、塩越柚歩、仲田歩夢!試合に華を添える注目の“WEリーガー”を厳選!

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
 
【関連記事】
「まじかよ!」「同じ人間か…」元なでしこ永里優希が披露した“上半身裸の肉体美”にファン感嘆!
元なでしこ永里優季に直撃! 今の日本女子代表に不足しているものは「試合を読む力」【第1回】
「beautiful risa」ベレーザ清水梨紗のノースリーブ黒ワンピ姿に反響! 「マリリンモンロー 素敵すぎる~」
「まだ一緒にプレーできているなんて…」なでしこ猶本光が40歳になった“安藤タフ梢”にあらためて脱帽!「ご両親に感謝です」
「カワイイしかない」「モデルが最高!」新潟L・北川ひかる、満面スマイルの“全身新ユニショット”にファン絶賛!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ