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平畠啓史チョイス“至極の11人”|野津田の存在感は尋常ではない。舘は鳥かごでも上手くさばくだろうなぁ【J1月間ベストイレブン・6月】

カテゴリ:Jリーグ

平畠啓史

2022年07月04日

水沼と西澤は右足のキック精度で観客を沸かせることができる

野津田はゲームを決められる選手に変貌している。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 ボランチのもう一人は広島の野津田岳人。中盤での存在感が尋常ではない。セレッソ大阪戦の豪快な左足のシュートは圧巻だったし、アビスパ福岡戦のドウグラス・ヴィエイラに出したパスも素晴らしかったが、1点目の満田誠のゴールの起点となった野津田のボール奪取こそ今シーズンの野津田の戦う姿勢が表現されたプレー。ゴール後、誰よりも思いっきりガッツポーズしていた野津田が印象的だった。

 攻撃的なMFの右には横浜の水沼宏太。ゲームを決めることができる右足を持つ男。2試合連続ゴールも素晴らしいが、右サイドでボールを受けたときの期待感が半端ない。

 右サイドでの出場だが、水沼よりも年下なので左に回ってもらったのは清水エスパルスの西澤健太。福岡戦の先制点のゴールも見事だったが、清水の2点目となるチアゴ・サンタナのヘディングシュートのアシストは秀逸。水沼同様、キックの精度で観客を沸かせることができる選手は貴重。

 走行距離やスプリントなど数字に残るデータも大事だが、キックの精度のような数字やデータで示しようのないところにサッカーの醍醐味は詰まっている。今後も、この二人の右足に注目したい。
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 トップ下には横浜の西村拓真。水沼、エウベル、レオ・セアラと見事に共鳴しながら、自らも2試合連続ゴール。今季の新加入選手とは思えないフィットぶりこそ彼のポテンシャルの高さの証明だろう。

 そして、トップには湘南の町野。2試合連続ゴールで湘南の2連勝に貢献。トータルでも8ゴールと得点王争いでも上位に。これからマークも厳しくなりそうだが、それを打ち破ってさらに様々な得点パターンを見てみたい。

 6月のMVPは広島の野津田。天才肌のレフティから攻守に多く関わり、ゲームを決められる選手に変貌する野津田。これからも、サンフレッチェ広島そして野津田岳人から目が離せない。

取材・文●平畠啓史

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