小泉はハードでタフな仕事をこなしプレーに凄み
芸能界屈指のサッカー通で、J1からJ3まで幅広く試合を観戦。Jリーグウォッチャーとしておなじみの平畠啓史氏がセレクトする「J1月間ベストイレブン」。6月の栄えある11人はどんな顔ぶれになったか。MVPには、サンフレッチェ広島のボランチ野津田岳人が選出された。
――◆――◆――
GKは湘南ベルマーレの谷晃生。チームは2連勝し2試合連続ゴールの町野修斗に注目は集まるが、2試合連続無失点の谷の貢献も見逃せない。安定したパフォーマンスはディフェンス陣だけでなく、チーム全体に安心感を与えている。
2連敗したものの京都サンガF.C.の上福元直人のセーブも見事だったし、ガンバ大阪の東口順昭の戦列復帰も6月のGKトピックスとしては是非押さえておきたい。
右サイドバックは川崎フロンターレの山根視来。右サイドでの存在感は絶大。ジュビロ磐田戦でのゴールは山根の真骨頂。絶妙のタイミングでいつの間にかゴール前に出没しゴールまで決めてしまった。中継映像でも楽しめるが、スタジアムでその動きを楽しみたい選手の一人。
左サイドバックは横浜F・マリノスの永戸勝也。スムーズな攻撃参加からの左足のクロスは横浜の攻撃性をさらに高めている。ただ、攻撃だけでなく守備時でもしっかりと絞って相手のチャンスを阻止するシーンも多く、左サイドで欠かせない選手になっている。
――◆――◆――
GKは湘南ベルマーレの谷晃生。チームは2連勝し2試合連続ゴールの町野修斗に注目は集まるが、2試合連続無失点の谷の貢献も見逃せない。安定したパフォーマンスはディフェンス陣だけでなく、チーム全体に安心感を与えている。
2連敗したものの京都サンガF.C.の上福元直人のセーブも見事だったし、ガンバ大阪の東口順昭の戦列復帰も6月のGKトピックスとしては是非押さえておきたい。
右サイドバックは川崎フロンターレの山根視来。右サイドでの存在感は絶大。ジュビロ磐田戦でのゴールは山根の真骨頂。絶妙のタイミングでいつの間にかゴール前に出没しゴールまで決めてしまった。中継映像でも楽しめるが、スタジアムでその動きを楽しみたい選手の一人。
左サイドバックは横浜F・マリノスの永戸勝也。スムーズな攻撃参加からの左足のクロスは横浜の攻撃性をさらに高めている。ただ、攻撃だけでなく守備時でもしっかりと絞って相手のチャンスを阻止するシーンも多く、左サイドで欠かせない選手になっている。
センターバック1人目は湘南の舘幸希。選手名鑑では173センチとあるが、そのサイズを感じさせない守備技術は見事。相手の選手に寄せる時のスピードやアングルが実に素晴らしい。そして、奪った後のパスの精度も高い。きっとボール回しの練習、いわゆる鳥かごでも上手くボールをさばくだろうなぁと勝手に想像している。
センターバックのもう一人は浦和レッズのアレクサンダー・ショルツ。浦和のディフェンスラインに堂々君臨。奪った後の持ち運びも実に有効で、浦和の6月2連勝、2戦連続無失点に大きく貢献した。
ボランチの一人目はサガン鳥栖の小泉慶。以前は感情が表に出る印象があったが、ここ最近はある意味黙々とハードでタフな仕事をこなしている印象が出てきて、その仕事人感によってプレーに凄みを感じさせる。FC東京戦、78分の垣田裕暉のゴールの起点となったボールカットは見事だった。
センターバックのもう一人は浦和レッズのアレクサンダー・ショルツ。浦和のディフェンスラインに堂々君臨。奪った後の持ち運びも実に有効で、浦和の6月2連勝、2戦連続無失点に大きく貢献した。
ボランチの一人目はサガン鳥栖の小泉慶。以前は感情が表に出る印象があったが、ここ最近はある意味黙々とハードでタフな仕事をこなしている印象が出てきて、その仕事人感によってプレーに凄みを感じさせる。FC東京戦、78分の垣田裕暉のゴールの起点となったボールカットは見事だった。