インターハイで「唯人さん以上の活躍で『市船の10番は僕だ』という印象を」
予選決勝戦後、鈴木に似ていることを郡司に伝えると、彼は照れ笑いを浮かべながらこう答えた。
「特に似せているわけではないのですが、ドリブルのスタイルとかボールに関わるという部分では似ているとみんなからよく言われます」
やはりというべきか、筆者以外でも多くの人が郡司のプレーを見て鈴木を彷彿させているのだ。そんな鈴木を郡司はこう評している。
「唯人さんは市船の時からずっとテレビで見ていました。当時から唯人さんはもうピッチのどこにでもいますし、ボールにずっと関わっているという印象でした。今もそれは変わらないのですが、そこにずば抜けた得点力がさらに加わって、もう自分で作ることもできるし、リズムを生むこともできるし、フィニッシュもできる。すごく憧れている存在です」
「特に似せているわけではないのですが、ドリブルのスタイルとかボールに関わるという部分では似ているとみんなからよく言われます」
やはりというべきか、筆者以外でも多くの人が郡司のプレーを見て鈴木を彷彿させているのだ。そんな鈴木を郡司はこう評している。
「唯人さんは市船の時からずっとテレビで見ていました。当時から唯人さんはもうピッチのどこにでもいますし、ボールにずっと関わっているという印象でした。今もそれは変わらないのですが、そこにずば抜けた得点力がさらに加わって、もう自分で作ることもできるし、リズムを生むこともできるし、フィニッシュもできる。すごく憧れている存在です」
自分が望むべき道を走っている偉大な先輩がいる。その後を追いかけるようにして郡司も真っ直ぐに走り出している。
もちろん彼が言っているように自分から似せに行っているわけではない。「裏に抜けるタイミングは人一倍いいと思っていますし、ゴールに向かう姿勢は良くなっていると思います。だからこそ、もっとボールに関わって、決定的な仕事ができる選手になりたい」と自分の特長を理解したうえで、さらなる成長を欲している。持てる才能とそれを磨いている過程がたまたま鈴木に似ているだけに過ぎない。
「唯人さんはもう今(活躍が)凄いですよね。そうなるとどうしても比べられることも増えるので、唯人さん以上に活躍して、『市船の10番は僕だ』という印象を残したいと思います」
ここから、どのようにして郡司璃来という一人のサッカープレーヤーを周りに印象付けていくのか。来月の徳島でのインターハイは、全国に向けた決意表明の場となるだろう。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【インターハイ予選千葉県決勝】市立船橋3-2日体大柏|決め所をモノにし続けた両雄の激闘は、延長戦の末に市立船橋が頂点を掴む!
もちろん彼が言っているように自分から似せに行っているわけではない。「裏に抜けるタイミングは人一倍いいと思っていますし、ゴールに向かう姿勢は良くなっていると思います。だからこそ、もっとボールに関わって、決定的な仕事ができる選手になりたい」と自分の特長を理解したうえで、さらなる成長を欲している。持てる才能とそれを磨いている過程がたまたま鈴木に似ているだけに過ぎない。
「唯人さんはもう今(活躍が)凄いですよね。そうなるとどうしても比べられることも増えるので、唯人さん以上に活躍して、『市船の10番は僕だ』という印象を残したいと思います」
ここから、どのようにして郡司璃来という一人のサッカープレーヤーを周りに印象付けていくのか。来月の徳島でのインターハイは、全国に向けた決意表明の場となるだろう。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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