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フランス遠征に臨むU-19日本代表の三大チェックポイント! チームの骨格を固めるうえで貴重な機会に

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2022年05月25日

海外にルーツを持つ選手もメンバー入り

メンバー選考には頭を悩ませたという冨樫監督。国際舞台で選手たちの能力をいかに引き出し、経験値を高められるか。その手腕に期待がかかる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 3つ目のポイントは海外組の存在だ。鳥栖の下部組織から昨夏にオーストリアのFCヴァッカー・インスブルックに移籍したFW二田理央は、U-23チームで結果を残しており、エース候補として注目が集まる。海外組とあって代表活動に参加できる機会は限られていることを考えれば、メンバー入りした点は大きな意味を持つ。

 そして、U-16スペイン代表歴を持つ左SBの髙橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ)、右SBの前田ハドー慈英(ブラックバーン)といった海外にルーツを持つ選手もメンバー入りを果たしている。彼らは早くから欧州でプレーしている選手。他国の代表を選択できる立場にあるが、2020年10月に設置されたドイツ・デュッセルドルフにあるJFAのヨーロッパオフィスに常駐するフットボール本部強化育成部の津村尚樹氏を中心に動向を追いかけて、今回の招集に至った。メンバー入りについて、冨樫監督はこう説明する。

「海外に駐在して、スカウティングして頂いている方が日本サッカー協会にはいます。彼らがしっかりとスカウティングしてくれて、情報を常に共有している。この状況下で私は直接見に行けなかったが、映像をしっかり確認し、本人たちともウェブでミーティングして彼らの意思を確認しました。日本のためにしっかり戦いたいという意思があったので、今回選ばせてもらいました」
 
 ともに母親が日本人で、語学面の心配もない。彼らがU-19代表にどのような刺激を与えるのか。海外にルーツを持つ選手たちのプレーからも目が離せない。

 今回がチーム発足後、3度目の活動となる。9月のU-20アジアカップ予選までに残された時間はそう長くないだけに、今回の遠征はチームの骨格を固めるうえで重要な場になる。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

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