進化が萌している事実は見逃せない
しかし、刻々と状況が変化し、瞬時に判断が求められる試合の中で、ピッチ上の11人が同じ絵を共有することは、一朝一夕にはいかないだろう。第2節・鳥栖戦のように前後半で内容の良し悪しがはっきり分かれた試合もあれば、第3節・浦和戦のように前から圧力がかからず相手に自由を与えてしまった敗北もある。
一方で、彼らは常に反省を次に活かしてきた。第4節・京都戦では球際や走力など戦いのベースを見つめ直し、続く鹿島戦では日々育む組織的な繋がりを改めて意識して、実際、連動した守備から素早く攻撃に転じてリーグ戦では今季初となる先制点を奪いもした。
一方で、彼らは常に反省を次に活かしてきた。第4節・京都戦では球際や走力など戦いのベースを見つめ直し、続く鹿島戦では日々育む組織的な繋がりを改めて意識して、実際、連動した守備から素早く攻撃に転じてリーグ戦では今季初となる先制点を奪いもした。
もちろん、シビアに結果を追求する彼らが内容に甘んじるべくもないが、試合を重ねるごとに進化が萌している事実は見逃せない。始動から皆で粛々と続ける取り組みをさらに深め、ひとたび会得することができれば、自分たちの戦いの揺るがぬ土台となろう。
今季のスローガン「Believe~新湘南へ~」を思う。明確な目標を抱き、日々切磋琢磨する彼らの挑戦は始まったばかりだ。今はまだ求める結果に届いてはいないが、覚悟を持って取り組む指揮官のもと、信じて続ける先に新たな道は開けるに違いない。
取材・文●隈元大吾
【PHOTO】レモンガススタジアム平塚に駆けつけた湘南ベルマーレサポーター!
今季のスローガン「Believe~新湘南へ~」を思う。明確な目標を抱き、日々切磋琢磨する彼らの挑戦は始まったばかりだ。今はまだ求める結果に届いてはいないが、覚悟を持って取り組む指揮官のもと、信じて続ける先に新たな道は開けるに違いない。
取材・文●隈元大吾
【PHOTO】レモンガススタジアム平塚に駆けつけた湘南ベルマーレサポーター!