レギュラーは固定せずに全員の力を活用
FW陣には得点力アップの切り札として、昨シーズンのJ2得点王のルキアンを補強。「何でもできるなという印象。裏に抜けての得点と、クロスからのヘディングがすごく上手いイメージはあったが、足もとに入るボールも上手く扱うし、味方選手と連係するところも上手い」と前寛之が話すように評判通り能力は高い。また、長谷部サッカーに欠かせない前線からの守備も献身的で、プレスのスイッチを入れる役割も確実にこなす。得点力アップという期待に十分応えてくれそうだ。
チーム全体を見渡すと「リーグ戦8位以上。カップ戦ベスト4以上」という目標に向かう戦力は十分に整ったと言える。昨シーズンと同様にレギュラーは固定せずに全員の力を活用して、チームとしての最大出力を発揮しながら戦うことになる。
チーム全体を見渡すと「リーグ戦8位以上。カップ戦ベスト4以上」という目標に向かう戦力は十分に整ったと言える。昨シーズンと同様にレギュラーは固定せずに全員の力を活用して、チームとしての最大出力を発揮しながら戦うことになる。
その中で鍵を握るのは右サイドだろう。攻撃面においてサロモンソンが担っていた役割は非常に大きく、彼の不在を埋めることは簡単ではない。前嶋1人の力というよりも、チーム全体でいかにカバーするかがポイントだ。幸い、ジョルディ・クルークスが昨シーズンを上回るコンディションの良さを窺わせており、右サイドの連係強化がポイントになりそうだ。
そして、いかに良い形でルキアンにボールを預けられるかも得点力アップには欠かせない。中村駿はキャンプ中のトレーニングに触れ「苦し紛れにボールを入れるシーンが最近は目立ってしまっている。自分たちのところで時間を作りながら前に入れるという回数をもう少し作らないといけない」と口にする。開幕までにどこまで改善できるかが注目される。
取材・文●中倉一志
【画像】福岡の2022シーズン予想フォーメーション!
【新体制PHOTO】ルキアンら5人が新加入したアビスパ福岡の2022年がスタート!!
そして、いかに良い形でルキアンにボールを預けられるかも得点力アップには欠かせない。中村駿はキャンプ中のトレーニングに触れ「苦し紛れにボールを入れるシーンが最近は目立ってしまっている。自分たちのところで時間を作りながら前に入れるという回数をもう少し作らないといけない」と口にする。開幕までにどこまで改善できるかが注目される。
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