「神戸にいなかったタイプ」と指揮官が絶賛したのは?
中盤の3枚、アンカーのセルジ・サンペール、右の山口蛍、トップ下のアンドレス・イニエスタは動かせない。残りの左の予想が難しい。昨季は郷家友太や中坂勇哉、佐々木大樹、井上潮音が左右でプレーしていたが、今季は浦和で左サイドハーフの主軸だった汰木康也が新加入。三浦監督も「神戸にいなかったタイプ。テクニックは素晴らしいものがある」と期待を寄せるドリブラーが、ポジション争いを激化させそうだ。
そして、難題は扇原貴宏の起用法だ。おそらく適正はアンカーだが、同じポジションにはサンペールがいる。とはいえ、扇原がベンチでは宝の持ち腐れだ。三浦監督も「タカ(扇原)はとにかくサッカーIQが高い。キックは芸術的」と高評価。扇原の左サイドハーフ起用も充分に考えられそうだ。
そして、難題は扇原貴宏の起用法だ。おそらく適正はアンカーだが、同じポジションにはサンペールがいる。とはいえ、扇原がベンチでは宝の持ち腐れだ。三浦監督も「タカ(扇原)はとにかくサッカーIQが高い。キックは芸術的」と高評価。扇原の左サイドハーフ起用も充分に考えられそうだ。
FWは昨季の実績から考えて、大迫勇也と武藤嘉紀の2トップがファーストチョイスだろう。そのうえで、ボージャン・クルキッチ、リンコン、藤本憲明、小田裕太郎といった個性的なカードを相手や試合状況に合わせて切っていくと思われる。噛み合えば、かなり多彩な攻撃陣になりそうだ。
総合的に見て、今季の神戸は選手層が厚い。メンバーの出し入れも少なく、戦術浸透度も高く、トラブルが多発しなければ、アジアNo1、そして昨季の3位よりも好成績を残せる可能性は充分にありそうだ。
取材・文●白井邦彦(フリーライター)
【画像】神戸の2022シーズン予想フォーメーション!
総合的に見て、今季の神戸は選手層が厚い。メンバーの出し入れも少なく、戦術浸透度も高く、トラブルが多発しなければ、アジアNo1、そして昨季の3位よりも好成績を残せる可能性は充分にありそうだ。
取材・文●白井邦彦(フリーライター)
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