ポイントは未知数な得点力を開幕までにいかに向上させるか
FW陣は、昨季13得点(得点ランク5位)のチアゴ・サンタナと、松岡とともに代表合宿に参加した20歳・鈴木唯人のコンビが今季も軸となるだろう。ただ、T・サンタナも開幕に間に合わない可能性があり、その穴をどう埋めるのか平岡監督も試行錯誤している。
J2で確かな実績を残して帰ってきた髙橋大悟や、怪我によるリハビリからスタートした加藤拓己といった新戦力も、ほかにはない特徴があって楽しみな存在。また、新たな外国籍ストライカーを獲得する可能性もあり、FW陣の競争も熾烈になっている。
J2で確かな実績を残して帰ってきた髙橋大悟や、怪我によるリハビリからスタートした加藤拓己といった新戦力も、ほかにはない特徴があって楽しみな存在。また、新たな外国籍ストライカーを獲得する可能性もあり、FW陣の競争も熾烈になっている。
こうして各ポジションの顔ぶれを検証すると、穴はあまりなく、現有戦力がうまくかみ合えば「得失点差+10以上、タイトル、ACL出場」という高い目標も夢ではないと感じられる。
ただ、開幕時や序盤戦については不安要素もある。守備陣の顔ぶれに変化が少ないことや戦術的なベースができていることもあって、守備に関してはある程度計算できるが、攻撃面、とくに得点力には未知数の面が多い。
スタートでつまずくとチームの歯車が狂ってしまう恐れもあるので、開幕までに得点力をどれだけ向上させ、序盤戦でしぶとく勝点を拾っていけるかどうか。そこが今季全体の流れにも影響してくるのではないだろうか。
取材・文●前島芳雄(スポーツライター)
【画像】清水の2022シーズン予想フォーメーション!
ただ、開幕時や序盤戦については不安要素もある。守備陣の顔ぶれに変化が少ないことや戦術的なベースができていることもあって、守備に関してはある程度計算できるが、攻撃面、とくに得点力には未知数の面が多い。
スタートでつまずくとチームの歯車が狂ってしまう恐れもあるので、開幕までに得点力をどれだけ向上させ、序盤戦でしぶとく勝点を拾っていけるかどうか。そこが今季全体の流れにも影響してくるのではないだろうか。
取材・文●前島芳雄(スポーツライター)
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