【J1採点&寸評】新潟×鳥栖|守備のセオリーの徹底で、新潟が今季初の完封勝利!

カテゴリ:Jリーグ

大中祐二

2015年07月20日

前線へのボール供給が遮断され、2トップは活かされず。

【警告】新潟=コルテース(62分)、L・シルバ(69分) 鳥栖=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】小泉 慶(新潟)

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【鳥栖|採点・寸評】
GK
1 赤星 拓 6
失点場面はファインシュートでノーチャンス。それ以外は至近距離からのシュートを防ぐなど、位置取りは的確だった。
 
DF
23 吉田 豊 5.5
新潟の早い寄せに苦戦し、サイドで起点になれなかった。ほとんどチャンスメークできなかった。
 
36 菊地直哉 5
指宿にロングボールを収められ、相手にリズムを与えてしまった。空中戦での劣勢が、展開に大きく影響した。
 
29 谷口博之 5.5
広いエリアをカバーするべく奔走してボールをよく拾ったが、ビルドアップに物足りなさが残った。
 
10 キム・ミヌ 5.5
新潟が背後を狙ってきたことに加え、連戦の疲れからか、攻撃参加は皆無。持ち味を出せずに終わった。
 
MF
8 水沼宏太 5
前半、好位置から狙った直接FKも枠をとらえず。運動量がなく、流れからは好機を作れなかった。
 
28 高橋義希 5.5
出足が鈍く、セカンドボールを拾い切れなかったことから、チームは劣勢に立たされた。
 
14 藤田直之 5.5
新潟の集中したプレスに苦労し、中盤を支配できず。長いボールでの展開も精度を欠いた。
 
9 ペク・ソンドン 5.5
スピードを活かして仕掛ける姿勢を見せたが、散発的。サポートも少なく、局面を打開できなかった。
 
FW
24 鎌田大地 5
ボールに触ることができず、ほぼ試合から消えていた。持ち前の突破力も不発のまま終わる。
 
11 豊田陽平 5
新潟の厳しいマークを受けて、まったくボールを収められなかった。攻撃で何もできないまま退く。
 
交代選手
DF
16 チェ・ソングン 5.5
右SBに入ると、それまで苦しめられていたロングボールを撥ね返す力を回復させた。
 
MF
25 早坂良太 5.5
スピードを活かした突破が期待されたが、最後まで集中を切らさない新潟の守備を打ち破れず。
 
FW
22 池田 圭 5.5
背後への抜け出しからチャンスを窺ったが効果的なボールが来ず、決定機には至らなかった。
 
監督
森下仁志 5
後半は新潟のロングボールに対応し、ペースを掴みかけたが、チームの動きの重さを最後まで解消できず。
 
取材・文:大中祐二(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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