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プロ内定者から選手権のヒーロー、J指揮官が惚れ込んだ逸材まで…2021年大学サッカー注目選手15選【2021総集編】

カテゴリ:Jリーグ

竹中玲央奈

2021年12月17日

久保建英とU-16代表を牽引したあの選手も

MF 山口卓己(鹿屋体育大3年・大分高)
小柄ながら強い体幹と的確にボールを捌く力を持ち、攻守において中央で存在感を発揮できる。3月のデンソーチャレンジでは関東B相手に一歩も譲らぬハイパフォーマンスを見せた。名が知れた存在ではないが、確かな実力者だ。

MF 菊地泰智(流通経済大4年・流経大柏高)
昨年は怪我の影響で満足するシーズンを送れなかったが、その才能とスペシャリティに疑いの余地はない。ピッチに立った時に見せる創造性あふれるプレーはリーグでも屈指だ。流経大柏高3年時には選手権の決勝で涙を飲んだ。ラストイヤーは中心選手となって頂点を目指す。

MF 大森渚生(日本大4年・東京ヴェルディユース)
高いサッカーセンスを武器にサイドバック、ボランチ、サイドハーフと幅広いポジションをこなしゴールに直結するプレーができる賢さ、上手さ、そして得点力があるレフティーだ。高いシュート精度と中盤の選手とは思えないゴールへの嗅覚も武器で、どのポジションに置いても攻撃にアクセントを加えられる。大学の先輩であり同じ左利きの金子拓郎に続き、プロ入り後の活躍が期待される選手だ。
 
MF 藤光 翔(中京大4年・帝京大可児高)
スピードを落とさず前に切り込んでいく姿勢が魅力のドリブラーは、陽の目を浴びることの少ない東海学生リーグにおける隠れ銘柄だ。昨年末の#atarimaeni cupでは福岡大に敗戦したものの武器であるドリブルからのチャンスメイクで存在感を光らせ、Jクラブのスカウトの目を引いた。

MF 泉 柊椰(びわこ成蹊スポーツ大4年・ヴィッセル神戸U-18)
積極果敢に仕掛けるドリブルは神戸U-18時代からの代名詞。デンソーチャレンジカップでは関東選抜Aを前に苦戦する場面もあったが、折れずにやり続けチャンスを創出した。目の前の相手に恐れることなく何度もチャレンジする姿勢は非常に魅力的。古巣である神戸の練習に参加をしているが、その進路はいかに。

FW 棚橋尭士(国士舘大3年・横浜F・マリノスユース)
U-16、17日本代表で久保建英らと攻撃陣を牽引した才気あふれるアタッカーは、前十字靭帯断裂の大怪我で出遅れた。しかし、復活を果たし、今季は10番を背負う。慶応大との開幕戦でも見事なミドルシュートを突き刺した。間違いなくここから“盛り返していく”選手だ。
 
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